パラオ・モルディブ・ロタ島:ダイバーが憧れ、行ってみたい海

綺麗な海を見たい、海の生物をたくさん見たい、水族館じゃ物足りないと思う人はダイビングを始めたりします。潜った人だけが見られる海の中の楽園や、海遊散歩の魅力は近年かなり広まり、ダイビングを始める人も年々増えてきています。

ダイビングを始めたきっかけはなんでしょう?

ダイビングを始めるきっかけは様々ですが、多く聞かれるのが「自然の海でイルカやジンベエザメ、マンタに会いたい」「仕事や日常のストレスから、現実逃避したい」「海が好き」「海に関する仕事がしたい」などです。

海外でダイビングしたい、海をもっと知りたい!どんなところで潜れるの?

ダイビングといえば太平洋側のポイント、特に「ハワイ」「グアム」「サイパン」「オーストラリア」などの名前が思い浮かぶのではないでしょうか。もちろんこれらの場所も有名なダイビングポイントはありますが、ダイバーに人気のある場所は別にあります。

ダイバーが口にする「パラオ」はご存じですか?

ダイバーなら一度は行きたいと思うのがパラオなのですが、ダイビングをするようになってから初めてパラオを知る人も多いでしょう。パラオは「パラオ共和国」のことで、西太平洋にあるミクロネシア地域に位置する島です。世界遺産に認定された「ロックアイランド群と南ラグーン」があることからも、この地の自然美、海の豊かさがわかるでしょう。
では、続けてパラオの有名なダイビングポイントの紹介に入ります。

パラオの有名なダイビングポイントの紹介

パラオでは、マンタやカジキマグロ、ハンマーヘッドシャークなどの大物生物に遭遇したり、バラクーダーやギンガメアジなどの群れがぐるぐる渦巻いてトルネードする光景が見られたりします。他にもたくさんの海洋生物が生息しており、綺麗な海でそれらを間近に見られるのが魅力です。

最も人気があるのは「ブルーコーナー」というポイントです。バラクーダーやギンガメアジの群れに「ナポレオンフィッシュ」と呼ばれる絶滅危惧種の「メガネモチノウオ」などに会うことができます。ダイビングを始める際に、見たい魚をノートなどに書き出したとしたら、大半の魚とここで出会うことができるでしょう。

しかし、ここは流れが早くビギナーには難しい海で、ある程度経験を積まないと厳しい場所でもあります。そのため、ブルーコーナーで潜ることを目的に経験を積むダイバーもいるでしょう。

パラオでもう一つ紹介したいポイントが「ジャーマンチャネル」です。ここにはマンタのクリーニングステーションがあります。小さな魚が体についた寄生虫などを食べてくれる場所で、それを求めてたくさんのマンタが集まるため、マンタ好きにはたまらないダイビングポイントでしょう。

パラオでのダイビングスタイルについて

パラオでのダイビングは、クルーズ船に乗ってダイビングポイントを巡るプランやツアーを利用する人が多いです。その多くがジェットバス・ジャグジーで癒されながら海を眺めたり、魚を釣ったりするなどのアフターダイビングも充実しています。海の中だけでなく、海の上でも楽しめる工夫がされているのは、ダイバーにとって嬉しいことですね。

また、現地観光もできるオプショナルツアーの人気が高いです。
イルカウォッチングや、クラゲと泳げるジェリーフィッシュレイクなど、ダイビング以外で海を楽しめるスポットも多く、「ミルキーウェイ」という乳白色の海では、底から自然の泥を取ってきて、全身泥パックをするのが定番です。美白効果があるとされているので、ぜひここを観光予定に加え、試してみてください。

大物海洋生物に出会えるインド洋に浮かぶ1200もの島、モルディブ

「モルディブ共和国」という国はインドを南下したところにある熱帯の国です。サンゴに囲まれた多数の島が魅力です。サンゴ礁周りの美しい魚を眺めたり、写真を撮ったり、白い砂浜のビーチで青い海を眺めるのも良いでしょう。

モルティブは、ダイビングはもちろんですが、新婚旅行で訪れる場所としても人気がある国です。水上コテージでくつろぎ、海を眺めて豪華な食事をするという贅沢な旅行もできるのです。

モルディブの海は大型回遊魚がたくさんいるので、「マンタに会いたい」「ジンベエザメに会いたい」そんな願いを叶えてくれます。
高確率でマンタに出会えるポイントは「マンタ・ポイント」です。北マーレ環礁にあるポイントで、マンタクリーニングステーションになっているため、通年で多くのマンタに出会えます。特に6月から11月の雨季の頃には、10尾近くのマンタの群れを見ることができます。また、ビギナーダイバーでも安心して潜ることができる場所なのも嬉しいポイントです。

ジンベエザメも通年で出会うことができます。アリ環礁と呼ばれる外洋ポイントに、ジンベエザメが好むプランクトンが多いため、ここでダイビングやシュノーケリングをすると遭遇できます。「マーミギリ・アウト」というポイントが人気で、マンタと同じく雨季の時期の遭遇率が高くなります。

北マーレ環礁と南マーレ環礁の違い

マーレはモルディブ共和国の首都で、国際空港はもちろん、都心部で銀行やオフィスビルなどもあります。ここから北と南でわかれて、各々のダイビングポイントとリゾート地があります。
北マーレ環礁の方がリゾート地は多いです。
ダイビングポイントで比べてみると、古くからある「マンタ・ポイント」、魚影が濃いことで有名な「オコベ・ティラ」というポイントは北マーレ環礁にあります。「魚影が濃い」というのは、言葉の通り魚が多く集まる場所で、バラクーダやヨスジフエダイ、イソマグロといった魚に出会えるでしょう。
モルディブで有名な「グライドゥ・コーナー」や「シャーク・ポイント」などのダイビングポイントは南マーレ環礁にあり、ギンガメアジの大群やマダラトビエイ、グレイリーフシャークという種類のサメが見られます。外洋に近く流れは早いですが、南マーレにもマンタやジンベエザメに遭遇できるポイントがあります。

サイパン、グアムから約30分で行ける穴場スポット、ロタ島

ロタ島とは、グアムとサイパンの間にある小さな島のことです。そこには原生林や「ロタブルー」と呼ばれる青く透き通った海があります。2015年に「ベストビーチ」に選ばれたことで、ダイバー達が集まる島になりました。

最も有名で神秘的なポイントは「光のカーテン」です。「ロタホール」と呼ばれる水中洞窟があり、そこに太陽の光が差し込むと、まるでカーテンの様に見えることからこのように呼ばれています。主に春先から秋にかけて見ることができます。この幻想的な光景を求めて世界中からダイバーが集まります。

生物や地形だけじゃない、「沈船」も魅力のひとつ

また、ロタ島では「沈船」を見ることができます。
「松運丸」という巨大な貨物船が水深30m付近に沈んでおり、その形を残しています。松運丸は第二次世界大戦の時に沈められました。透明度の高いときには姿形がくっきり見え、迫力が倍増します。

一般的に、20m以上深いところに行くのには経験やスキルが必要です。そのため、ここで沈船を見ることを目標にして、ダイビング技術を向上させていきましょう。

自然のありのままの姿が神秘的

ロタ島は、ウミウシやイルカとの遭遇に加え、透明度がとても高い海が魅力です。

ダイビング以外でも「スイミング・ホール」という海水と真水が混じり合った自然のプールがあります。そこでは小魚やカニなどを見ることができます。透明度が高く、海が荒れていなければシュノーケリングも楽しめる場所です。
また、テテトビーチというビーチは2018年ダイブ&トラベル賞を受賞しておりオススメです。
多くのダイバーがロタ島の海の美しさに魅了されること間違いないでしょう。

ダイビング目的で行ってみたい海、潜りたいポイントもたくさん

海洋生物との出会いはもちろんですが、自然が生み出す光と影の神秘的な光景、今回紹介した沈船など、ダイビングには様々な魅力があります。
また、リゾート地で海を眺めるのも良いでしょう。

パラオでマンタに会いたい、モルディブでジンベエザメと一緒に泳ぎたい、もっと神秘的な海を見てみたいなど、この記事があなたの新たな目的を見つける手助けになったら幸いです。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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