マニラ(フィリピン):“アイアンフィスト”の異名を持つ格闘家、オーレ・ローセンの故郷

アイアンフィストの異名を持つ格闘家が『オーレ・ローセン』である。ムエタイを使った格闘スタイルが特徴で、強く重たいパンチが持ち味の人物。幅広くまた迫力のある格闘スタイルから、ファンは多いだろう。そんなオーレ・ローセンの故郷が、フィリピンの首都である『マニラ』である。東洋の真珠とも称される街並みと、世界三大夕日に数えられるサンセットが魅力の街だ。オーレ・ローセンとマニラの魅力を、詳しく紹介していこう。

“アイアンフィスト”の格闘家『オーレ・ローセン』

『オーレ・ローセン(Ole Laursen)』は1977年生まれ、フィリピンのマニラ出身の総合格闘家です。デンマークとフィリピンのハーフであるオーレ・ローセンは、2歳の頃に家族と共にデンマークに移住しました。現在はタイに在住しているといいます。

“アイアンフィスト”の異名通り、一発の威力が強く重たいことがオーレ・ローセンの持ち味でしょう。激しいラウンドの中で正確に打ち込まれるパンチの数々は、世界各国の猛者たちをリングの海に沈めてきました。オーレ・ローセンが格闘技を始めたのは15歳の頃です。選んだのは現在の格闘スタイルになっているムエタイでした。

プロデビュー前のアマチュア時代には5戦連続のKO勝ちを経験、2000年にムエタイのタイトルマッチで勝利を飾り、王者の称号を獲得しました。ヨーロッパで最大のキックボクシング団体“スーパーリーグ”のトッププレイヤーとして、君臨していたのです。2006年にはK-1に参戦し、活躍の幅を広げてきました。今後の動向も注目が集まる人物です。

デンマークとフィリピン、そしてタイと世界を股にかける格闘家オーレ・ローセン。その故郷が、フィリピンの首都である『マニラ』です。次章からはマニラの魅力を紹介していきます。

オーレ・ローセンの故郷『マニラ』

『マニラ(Manila)』は東南アジアの国フィリピンの首都です。東洋の真珠とも呼ばれるほどに街並みは美しく、またフィリピンの玄関口であるマニラ港もあることから、年間を通して大勢の人たちで賑わいをみせています。年間を通して温暖な気候も、マニラが人気を集める大きなポイントのひとつでしょう。中心部は高層ビルが連なり、一大都市の様相を呈しています。

マニラの歴史は16世紀以前から、マレー人の集落があった時代から続いています。当時からすでに交易を通して集落は活気がありました。そんな集落に大きな転機が訪れたのは1571年です。スペインによって征服され、イントラムロスという街が築かれていきました。16世紀の終盤に整備が進み、18世紀後半に東洋の一大交易拠点として発展を重ねていったのです。フィリピン独立後からは目覚ましい経済発展を遂げ、現在は世界屈指の大都市になっています。

マニラの見所は、フィリピン独立の英雄が眠る街の中心部『リサール公園』や、スペイン統治時代から続く城壁の旧市街『イントラムロス』、ユネスコ世界遺産に認定されている『サン・アグスティン教会』などがあります。また、『マニラ大聖堂』や『フィリピン国立博物館』、フィリピンの国民食といわれる『アドボ』は必食でしょう。マニラの見所をご紹介します。

マニラの中心部『リサール公園』

フィリピン独立運動の英雄『ホセ・リサール』は、35歳でこの世を去りました。現在も“国民的英雄”といわれるホセ・リサールが眠る場所が、『リサール公園(Rizal Park)』です。堂々とそびえる記念碑は兵士によって警備され、厳かな空気が漂っています。記念碑の前では写真撮影をおこなうこともできるため、たくさんの観光客で賑わっていることでしょう。1946年にはフィリピンの独立宣言がおこなわれた場所ですので、マニラ観光は、ぜひこの場所から始めてみてください。

マニラで最古の地区『イントラムロス』

スペイン統治時代に建てられた『イントラムロス(Intramuros)』。“壁の内側”を意味する言葉で、その名称通りイントラムロスは城壁で囲まれています。全長は4.5kmにもおよび、まさしく城壁都市ともいえるイントラムロスには外部とは隔絶された統治時代の名残が色濃く残されています。砲台の跡や市街戦の痕跡など、近代化した中心街の景観と180°C異なった印象を持つはずです。マニラの歴史を残した博物館ともいえる場所ですよ。

ユネスコ世界遺産『サン・アグスティン教会』

『サン・アグスティン教会(San Agustin Church)』は1607年に建造された、フィリピンで最古の石造りの教会です。現在の建物は3代目で、以前の2つの教会は焼失してしまったようです。ヨーロッパ調のバロック様式が美しいサン・アグスティン教会は、1993年『フィリピンのバロック教会群』のひとつとして、ユネスコ世界遺産に認定されました。頑丈な造りの教会は第二次世界大戦の激しい戦火での崩壊を免れたため、“奇跡の教会”とも呼ばれていますよ。

広大な広さを誇る堂内は、時折ブライダル会場として使用されることもあるそうです。まさしく“天使からの祝福”を受けることができるのでしょうね。まるで映画の世界のような堂内は、だまし絵が所狭しと描かれています。壁や天井に広がる絵の数々に、きっとあなたも騙されてしまうでしょう、祭壇や説教壇、重厚なパイプオルガンなど見所も豊富にあります。また、教会横にはかつての修道院を利用した博物館があります。併せて訪れてみてはいかがでしょうか?

マニラで最も重要な教会『マニラ大聖堂』

マニラで最も重要な教会といわれているのが、『マニラ大聖堂(Manila Metropolitan Cathedral-Basilica)』です。1581年に初代の建物が建造され、幾度もの改装を経て、現在の建物は1958年に再建されました。内装は白を基調とした落ち着いた雰囲気が流れています。キリストや聖母マリアの彫像など、サン・アグスティン教会とまた異なった空間美を楽しむことができるでしょう。5000本以上のパイプを使ったパイプオルガンや、134枚にもなるステンドグラスの美しさには息を飲みます。マニラで最も重要な教会で、静かな時間をお過ごしください。

フィリピンの歴史や芸術を堪能『フィリピン国立博物館』

『フィリピン国立博物館(National Museum of the Philippines)』は1901年に創設された、フィリピンの歴史や芸術が詰まった建物です。4階建ての建物のうち、2階と3階が一般に開放されています。フィリピンの先史時代〜現代までの歴史の変遷を、豊富な解説などで学ぶことができるでしょう。また、アート・ギャラリーは時代ごとにブースが異なり、フィリピンを代表する画家『フアン・ルナ』や『フェルナンド・アモルソロ』などの作品を展示していますよ。

マニラの名物『アドボ』

マリネを意味する料理が、フィリピンの国民食といわれる『アドボ(Adobo)』です。骨付きの豚肉や鶏肉をジャガイモなどの根菜類と一緒に漬け込みじっくりと煮込んだ料理で、醤油やスパイス、ニンニクや酢をふんだんに使ったエキゾチックな味わいを堪能できます。食べるときはカレーのようにご飯といただくのが定番です。旨味を含んだたっぷりのスープとご飯、ジューシーな肉汁が溢れ出る肉類の味わいは絶品です。やみつきになることをお約束しますよ。

フィリピンの首都マニラで東洋の真珠の魅力を堪能

アイアンフィストの格闘家オーレ・ローセン、その故郷であるマニラの魅力や見所を紹介してきました。スペイン統治時代からの歴史の名残を残したイントラムロスと、高層ビルが立ち並ぶ中心街の景観のコントラストは、ほかにはないマニラ独特のものでしょう。郊外には“マタブンカイビーチ”などの人気のリゾート地もありますし、近年は大型複合施設も続々と完成しています。観光のほか、バカンスやショッピングなどを楽しむ目的地にも、マニラは最適ですね。

そんなマニラの玄関口は『ニノイ・アキノ国際空港(Ninoy Aquino International Airport)』です。省略して“NAIA”とも呼ばれていますよ。市街地までのアクセスはバスかタクシーを利用するのが一般的です。所要時間はおよそ20分〜30分。国際便もたくさん就航しているので、海外からのアクセスにもとても便利でしょう。東洋の真珠と称される美しいマニラの街並み。世界三大夕日の鑑賞もお忘れなく、充実した時間を、マニラで過ごしてみてはいかがでしょうか?

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