石家荘市(中国):ミス・ワールドも受賞したモデル、張梓琳の育った街

美しく凛とした顔立ちや立ち振る舞いで世界各国、さまざまな人々を魅了してきたモデル、『張梓琳(ジャン・ズーリン)』。近年は映画にも出演しており、今後の活躍に期待が集まっています。そんな張梓琳の育った町が、中国の北東に位置する街『石家荘市(せっかそうし)』です。中国を代表するモデルである張梓琳ゆかりの街、石家荘市の魅力をたっぷりと紹介していきます。

ミス・ワールドも受賞したモデル『張梓琳』

『張梓琳(ジャン・ズーリン)』は1984年生まれ、中国の山東省出身の人物です。

※北京科技大学

2002年に北京科技大学に入学し、4年後の2006年に卒業、そのままモデルとしての道を歩み始めました。その年に「ファッションモデル10傑」に選ばれるなど、活動初期からの活躍ぶりには目を見張ります。そして翌年の2007年にはミス・ワールドを受賞。この受賞は中国人で初めての快挙であり、張梓琳の名前を世界に広めるキッカケとなりました。同年にはフランスのパリで行われたアルマーニの秋冬コレクションに出演、2011年以降は女優としても活躍しています。

山東省で生まれたのち、河北省の石家荘市で育ったという張梓琳。少女時代は陸上競技に励んでいたといいます。

圧倒的な美貌と活躍ぶりから注目を集めるモデル張梓琳、そのゆかりの街が中国の北東部に位置する『石家荘市』です。次章からは張梓琳の育った街、石家荘市の魅力を詳しく紹介します。

張梓琳の育った街『石家荘市』

『石家荘市(せっかそうし・Shijiazhuang)』は、河北省最大の人口を誇る大都市で、経済や文化の中心地として発展を遂げてきました。清国時代は小さな村だったという石家荘市ですが、1902年に駅が設置されたことから交通の拠点として繁栄を重ね、1968年からは河北省の省都の役割を担い始めました。

(Public Domain /‘伏羲坐像’ by. Ma LinImage via WIKIMEDIA COMMONS)※伏犠(ふっき)の肖像画
(Public Domain /‘Portrait of the general Zhao Yun’ by. UNKNOWNImage via WIKIMEDIA COMMONS)※趙雲(ちょううん)の肖像画

中国の薬の都「薬都」としても注目を集める石家荘市は三皇と呼ばれる『伏犠(ふっき)』や三国時代の英傑『趙雲(ちょううん)』ゆかりの街としても有名です。

石家荘市の見所には、河北省の歴史を綴った施設『河北省博物館』や郊外にある『蒼岩山』、大規模なアミューズメント施設である『天山海世界』などがあります。

中国の歴史が詰まった河北省石家荘市の見所を紹介します。

河北省の歴史を凝縮した『河北省博物館』

『河北省博物館(Hebeisheng Bowuguan)』は、河北省の歴史や文化にまつわるコレクションを展示した施設です。古代や近代、現代に至るまでの河北省の歴史にまつわる変遷を、総数15万点以上のコレクションから知ることができます。

※金縷玉衣

博物館の目玉は、蜀の初代皇帝『劉備』の祖先『劉勝(りゅうしょう)』の墓からの出土品です。

その中でも特に目を引くのは、劉勝とその妻の遺体を包んでいた豪華な衣装『金縷玉衣(きんるぎょくい)』です。河北省の歴史や文化の変遷を知ることで、滞在を120%楽しむことができるでしょう。

石家荘市の郊外に位置する『蒼岩山』

『蒼岩山(Cāngyán Shān)』は森林に囲まれた緑豊かな場所で、断崖絶壁にたくさんのお寺や彫刻などが設置されています。崖の合間に橋のように建てられているお寺もあり、まさしく風光明媚な景観です。

お寺や彫刻の鑑賞を楽しむほか、周辺にはトレッキングコースもあるようです。1時間30分〜2時間ほどで歩けるので、散策がてらトライしてみるのもおすすめですよ。石家荘市から少し距離がありますが、蒼岩山は一見の価値ありです。ぜひ訪れてみてくださいね。

石家荘市の広大なアミューズメント施設『天山海世界』

『天山海世界(Tianshan Sea Resort)』は、石家荘市の一角にある壮大なスパ・リゾートです。館内には巨大なプールやサウナ、ジャグジーなどのスパ施設まで充実しています。プールでは大きな波が発生し、臨場感あふれる時間を過ごすことができるでしょう。ウォータースライダーやジャングルジムのような、複雑な形状のブースもあります。ハープを持った人魚の像が出迎えてくれる噴水も見逃せません。天山海世界で童心に帰ってみるのもおすすめです。

石家荘市の名物『藁城宮麺』

石家荘市の名物『藁城宮麺(Gaocheng noodle)』は、清国時代に皇宮に献上されていたという由緒ある麺です。手作業で手間暇をかけて作られる藁城宮麺は、針の穴すら通るほどの細さを誇っています。その歴史的経緯から、河北省の無形文化遺産にも認定されています。中心には穴が空いており、独特のコシと滑らかな食感が特徴です。石家荘市では軽食としても親しまれているようです。歴史と伝統に裏打ちされた細麺を、ぜひ堪能してみてください。

河北省の中心地、石家荘市で歴史に浸る時間を

中国で初めてのミス・ワールドの栄冠を獲得したモデル張梓琳の育った街、石家荘市の魅力や見所を紹介してきました。石家荘市の玄関口は『石家荘正定国際空港(Shijiazhuang Zhengding International Airport)』です。中心エリアから北におよそ32kmの地点にあります。市街地まではバスで1時間ほど。中国の首都である北京からは、高速バスを利用すれば約3時間30分でアクセス可能です。

河北省の中心地、石家荘市で歴史に浸る時間を満喫してみてはいかがでしょうか?

河北省博物館公式HP

※本記事はコロナウイルス感染拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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