シンガポール国立博物館:シンガポール最大最古の博物館

シンガポール国立博物館はシンガポールで最古かつ最大級の規模を誇る博物館です。展示されているのは主にシンガポールの歴史にまつわる品々です。博物館を見学することで、シンガポールの歴史を隅々まで知ることができるでしょう。シンガポール国立博物館の魅力を紹介します。

シンガポール国立博物館とは

シンガポール国立博物館があるのは東南アジアの島国シンガポールです。金融や経済の世界的な中心地のひとつであり、東南アジアを代表するカルチャーの発信地でもあります。イギリスのECAインターナショナル・アジアが発表する「駐在員が最も住みやすい都市ランキング」で、シンガポールは14年連続で首位を獲得したこともあります。

シンガポール国立博物館は、そんなシンガポールで最大かつ最古の博物館です。1849年に図書館の一部として設立され、1877年に現在の場所へと移転してきました。2000年代には改修工事が行われ、2006年にリニューアル・オープン。元々のネオクラシカル様式のエレガントなたたずまいと、改修工事で増築されたモダニズム様式の洗練された雰囲気が混在した館内はとても魅力的です。

シンガポール国立博物館が展示しているのは、主にシンガポールの歴史にまつわる品々です。14世紀にシンガプーラの名称が定着して以来、シンガポールは激動の歴史を辿ってきました。館内では時系列順に映像やパネルが展示されているので、まるで物語を紐解くようにシンガポールの歴史を学ぶことができます。この博物館を訪れればシンガポール観光をより楽しむことができるようになるでしょう。

博物館内にはカフェやレストランも併設されています。またセンスのよいアイテムを揃えたショップもあるので、お土産を探してみるのも良いかもしれません。

シンガポール国立博物館の見どころ

シンガポール国立博物館では、マラッカ王国の建国からポルトガルやイギリス、日本による占領など、14世紀からのシンガポールの歴史の変遷を豊富な展示と共に巡ることができます。また暮らしに焦点を当てたブースもあり、さまざまな角度からシンガポールの歴史に迫ることができます。

ここからは、シンガポール国立博物館の主な見どころを紹介します。

シンガポール歴史ギャラリー

シンガポール歴史ギャラリーは博物館のメインとなる展示です。ギャラリー内は時系列順に整理されており見学しやすいですが、オーディオ・ガイドを借りて詳しい解説を受けることをお勧めします。きっと今まで知らなかったシンガポールの姿が見えてくるはずですよ。

1941年に日本軍がおこなったマレー作戦で使用された装甲車のレプリカや、総長1mを超える神秘の石「シンガポール・ストーン」、そのほか宝飾品や写真、当時の権力者を描いた肖像画や風景画など、展示品のジャンルは多岐にわたります。なかでも一番の見どころは、シンガポールの初代首相を務めた李光耀(リー・クアンユー)の演説映像です。シンガポールの独立を伝える際に涙を流したという李光耀の歴史に残る演説は迫力に富み、彼の誠実さまで伝わってきます。

リビング・ギャラリー

リビング・ギャラリーはシンガポールの過去から現代にかけての暮らしに焦点を当てたブースで、食、ファッション、映画、写真の4つのテーマで構成されています。時代ごとの家具や衣服も展示されているので、それぞれの違いを比べてみるのもおもしろいでしょう。ブース内は映像展示やパネル展示も多くボリュームがあります。シンガポールの暮らしの移り変わりをぜひ知ってみてください。

ストーリー・オブ・ザ・フォレスト

圧倒的に美しい映像が楽しめるストーリー・オブ・ザ・フォレストは、博物館のなかでも比較的新しいブースです。高さ15mのドーム内に広がるのは一面が映像で満たされた大空間。まるで宇宙のように美しい神秘的な空間に息を飲むことでしょう。見学者はスロープを歩きながら映像を楽しみます。刻々と変化する花々の美しさや、時折現れる動物達の可愛らしさに魅了されること間違いなしです。

ドーム内での総移動距離は170m。最後のスペースでは、まるでプラネタリウムのように全面に広がる映像を堪能することができます。ストーリー・オブ・ザ・フォレストには専用アプリもあり、動物をコレクションすることができるのだとか。さまざまな楽しみ方ができる、魅力的なインスタレーションです。

おわりに

シンガポールにあるシンガポール国立博物館の歴史や見どころを紹介していきました。シンガポールの歴史を知ることで観光をより一層楽しむことができるでしょう。また、圧倒的に美しい自然と映像を体感できるストーリー・オブ・ザ・フォレストの存在も人気の秘密です。専用アプリをダウンロードして、ぜひ自分だけの動物図鑑を作り出してみてはいかがでしょうか?

シンガポールといえば、ライオンの頭に魚の体を持った「マーライオン」がシンボルとして親しまれています。また新しいシンガポールのランドマーク・マリーナ・ベイ・サンズも見応え抜群です。

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※本記事はコロナウイルス感染拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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