アダム・シャンクマン:ダンサー、振付師というキャリアから映画監督へ

アダム・シャンクマンは1964年11月27日に生まれた映画監督です。ダンサーとしてキャリアを築き、多数の映画で振り付けを担当。2001年には映画監督デビューを果たします。そんなアダム・シャンクマンの人生と作品について詳しく解説していきます。

■アダム・シャンクマンとは

アダム・シャンクマンは1964年11月27日アメリカ合衆国ロサンゼルスに生まれました。一家は中流階級のユダヤ人家庭であり、父親は心理療法の免許を持つ開業医です。シャンクマンはパリセーズ高校卒業後、ジュリアード音楽院舞踊部門に進学するも、ミュージカルに出演する夢を叶えるため学校を中退。19歳のときミシガン・オペラシアターにて上演されたウェストサイドストーリーに初めて出演しました。

その後ロサンゼルスに戻ったシャンクマンは、ジャネットジャクソンやポーラ・アブドゥルのミュージックビデオに出演。多数の映画やスパイス・ガールズのツアーでも振り付けを手がけるようになり、2001年公開の『ウェディング・プランナー』では映画監督デビューを果たします。

■アダム・シャンクマンの作品

アダム・シャンクマンの作品の特長は、何といっても作中の歌やダンスの質の高さといえるでしょう。特にテレビドラマ『Glee/グリー』は大きな反響を呼びました。

そんなアダム・シャンクマンの主要な作品についてご紹介します。

・『ウェディング・プランナー』 2001年

本作は2001年に制作され、結婚式をプロデュースする「ウェディング・プランナー」という仕事を一躍有名にした作品です。

サンフランシスコで超一流ウェディング・プランナーとして働いていたメアリーは、仕事は充実していたもののあまりの忙しさで恋愛とは無縁の日々。そんなメアリーを心配した彼女の父サルヴァトーレは、メアリーの幼馴染であるマッシモとの結婚を勧めます。しかし幼いころマッシモからひどい事を言われたメアリーはそのことを忘れられず、彼を受け入れることができません。

そんなある日メアリーに大金持ちの娘、フランの結婚式をプロデュースするという大きな仕事が舞い込みます。メアリーは一段と仕事にのめり込みますが、没頭するあまり事故に遭いそうに…。それを直前で救ってくれたのはハンサムな医師スティーブでした。メアリーの同僚ペニーの計らいでふたりはデートをすることになりますが彼はフランの婚約者だったのです。

・『ウォーク・トゥ・リメンバー』 2002年

本作は2002年に制作された作品で、ニコラス・スパークスの同名小説を映画化したものです。

ビューフォートという小さな港町で暮らしているランドンは、高校の不良仲間と共にすさんだ毎日を送っていました。一方牧師の娘であるジェイミーは演劇部に所属しながら慈善活動を行う優等生。しかし彼女はいつも同じカーディガンを着ていることを周りにからかわれうまく馴染めずにいました。

あるときランドンは問題を起こし、学校からの罰で演劇部と慈善活動への参加を言い渡されます。そこで二人は出会いますが、性格が合わず互いに避けていました。しかし一緒に活動を続ける中でふたりは愛し合うようになりますがジェイミーは周りに言えない秘密を抱えていて…。

・『女神が家にやってきた』 2003年

本作品は2003年に公開された作品で、主人公が女脱獄囚との出会いによって新しい自分を見つけ出していくコメディ映画です。

弁護士のピーターは生真面目な性格で仕事人間。そんなピーターに愛想を尽かした妻は子供たちを連れて出て行ってしまいます。ひとりで寂しい毎日を過ごすようになった彼の楽しみは、出会い系サイトで出会った知的な女弁護士シャーリーンとのチャットでした。ピーターはシャーリーンとデートの約束をとりつけますが、現れたのは写真とまったく違う黒人の女性。しかも彼女は今世間を騒がせている脱獄囚だったのです。

ピーターはすぐにシャーリーンを警察に引き渡そうとしますが、シャーリーンは必死に自らの無実を主張。彼女はピーターに無実を証明してほしいと頼みます。

・『キャプテン・ウルフ』 2005年

本作は2005年に公開され、強面のタフガイを演じることが多かったヴィン・ディーゼルがコメディに初挑戦した作品です。

アメリカ海軍特殊部隊に所属しているシェーン・ウルフは、セルビア反乱軍に拉致されたハワード・プラマー教授の救出任務に失敗。一度は救出したものの護送用ヘリコプターに乗るところで射殺されてしまったのです。教授は国防省トップの防衛専門家で核発射防止プログラム「ゴースト」を開発しており、拉致もそのゴーストを狙ったものでした。しかし後日ウルフの上司フォーセット大佐から、教授はゴーストを持っておらず敵もまだそれを狙っているとの情報が。大佐とプラマー夫人はゴーストを探しに教授の金庫を確認しにいくことになり、ウルフはプラマー家に残された5人の子供の護衛と家にゴーストが隠されていないか探す任務を託されます。しかしプラマー家の子供たちはやりたい放題でウルフはイライラを募らせていきます。

・『ヘアスプレー』 2007年

本作は2002年にブロードウェイで上演されたミュージカル版ヘアスプレーを映画化した作品です。

舞台は1962年、黒人差別の風潮が色濃く残るアメリカ合衆国ボルチモア。トレイシーはダンスとおしゃれが大好きな大柄な女の子で、夢はダンステレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」に出演し憧れの人気ダンサーリンクと踊ることでした。ある日番組の新メンバーオーディションがあることを聞いたトレイシーは両親にオーディションへ参加させて欲しいとお願いします。彼女の母エドナは体形のことを言われてトレイシーが傷つくのではないかと心配し反対しますが、父のウィルバーは「ビッグになれ」と娘を応援。トレイシーはオーディションへ向かいます。

■おわりに

アダム・シャンクマンは数々のアーティストたちの振り付けに携わったのち、映画監督に転じた人物です。ダンサーや振付師としての経験はシャンクマンの作品に存分に生かされており、特にテレビドラマ『Glee/グリー』や『ヘアスプレー』は大きな反響を呼びました。今後シャンクマンはどのような作品を届けてくれるのか期待されます。

出典:Wikipedia

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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