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マーティン・キャンベル:『007 カジノ・ロワイヤル』や『レジェンド・オブ・ゾロ』を制作した映画監督

マーティン・キャンベルは1943年10月24日、ニュージーランドのホークスベイ、ヘイスティングズに生まれた映画監督です。1966年にイギリスにわたってからはイギリスを拠点に活動しており、1970年代からは映画とテレビの両方で活躍しています。そんなマーティン・キャンベルの人生と作品について、詳しく解説していきます。

※ヘイスティングズの広場

■マーティン・キャンベルとは

マーティン・キャンベルは1943年10月24日にニュージーランドのホークスベイ、ヘイスティングズで生まれました。その後ロンドンに渡り、1970年代からはテレビと映画の両方で活躍するようになります。1995年にはピアース・ブロスナン主演の『ゴールデンアイ』、2006年にはダニエル・クレイグ主演の『カジノ・ロワイヤル』の2本の007映画を制作しました。ちなみに『カジノ・ロワイヤル』制作当時彼は62歳であったことから、シリーズ史上最高齢で監督を務めたことで知られています。

1998年からはゾロシリーズである『ザ・マスク・オブ・ゾロ』、『ザ・レジェンド・オブ・ゾロ』も制作。また、DCコミックスのスーパーヒーローであるグリーンランタンを2001年に映画化するなど、エンターテイメント性のある作品を数々発表しています。

※画像はイメージです

■マーティン・キャンベルの作品

マーティン・キャンベルの作品の特徴は、テンポよく進む物語の展開とアクションシーンといえます。特に007シリーズやゾロシリーズではそうした彼の手腕が活かされており、作品をより魅力的なものにしています。

そんなキャンベルは、どのような作品を制作してきたのでしょうか。代表作をいくつかご紹介します。

※画像はイメージです

・『007 ゴールデンアイ』 1995年

本作品は1995年に公開された作品で、007シリーズの第17作目にあたります。ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンドを演じた初の作品となったことでも話題を集めました。

舞台はソ連崩壊前、ソ連の化学兵器工場。ボンドは006ことアレックとともに、この工場に侵入しています。しかし、アレックが責任者であるウルモフ大佐に銃を突きつけられているのを見てしまったため、ボンドはアレックを見捨てて脱出してしまいました。

それから9年後、ボンドはモナコで出会ったジョージア人女性ゼニアが、ロシアの犯罪組織「ヤヌス」のメンバーではないかと疑っていました。彼の疑い通り、ゼニアは将軍になっていたウルモフと一緒にNATOの最新鋭戦闘ヘリコプター「タイガー」を奪い、逃走してしまいます。そのヘリコプターを用いてロシアの秘密宇宙基地を訪れた2人は、高出力電磁パルスを照射する宇宙兵器「ゴールデンアイ」の起動キーを盗み出し、基地に向けて電磁パルスを照射してしまいます。基地は破壊され、ほとんどの人が命を落としますが、コンピューター技術士のナターリアは奇跡的に生きて脱出します。

この事件をきっかけにボンドはサンクトペテルブルクへと赴くことになりますが、その後彼を思わぬ展開が待ち受けているのでした。

※画像はイメージです

・『マスク・オブ・ゾロ』 1998年

本作品は1998年に公開された作品で、歴代の「怪傑ゾロ」作品としてははじめてスペイン人であるアントニオ・バンデラスがゾロを演じたことで話題になりました。本作品は大ヒットし、2005年には同じキャストで続編『レジェンド・オブ・ゾロ』が制作されています。

舞台は1821年のメキシコ。サンタ・アナ将軍が率いる民衆蜂起が広がっていました。民衆は、スペイン最後の総督である暴君ラファエル・モンテロの死を要求していたのです。そこに、謎の覆面剣士「怪傑ゾロ」が現れラファエルと戦い、民衆の歓声をあびます。

家に戻ったゾロの正体は、妻のエスペランサと娘のエレナとともに暮らすスペイン貴族ディエゴ・デ・ラ・ベガでした。モンテロはこの事実を突き止め、部下を従えてディエゴの屋敷に侵入し、かつて恋心を抱いていたエスペランサを殺害してしまいます。屋敷を焼いたモンテロはディエゴを拘束し、生まれてまもないエレナも奪っていきます。そのままディエゴは20年間、地下牢に幽閉されてしまいました。

牢獄から出たのち、ディエゴは殺された妻と誘拐された娘エレナのために、宿敵モンテロへの復讐に燃えていくのです。

※妻のソル・E・ロメロとの写真

■おわりに

マーティン・キャンベルはニュージーランドのホークスベイ、ヘイスティングズに生まれた映画監督であり、イギリスに渡ったのち、1970年代からは映画とテレビの両分野で活躍しています。特に007シリーズやゾロシリーズは全世界で大ヒットを記録しており、世界的にも有名な映画監督のひとりであるといえるでしょう。

近年は2017年の『ザ・フォーリナー/復讐者』を最後に新しい作品は発表していませんが、今後どのような作品を発表し、世界を驚かせてくれるのでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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