1973年受賞:テンプテーションズ:モータウンを代表するソウル・コーラス・グループ

レコードレーベル、モータウンを代表するコーラス・グループがテンプテーションズです。5人のコーラスから生み出される絶妙なハーモニーは全米を魅了し、世界各地で熱狂的なファンを生み出しました。メンバー交代を繰り返しながらもその人気は衰えず、現在も多くのファンに支えられている国民的なアーティスト・グループです。この記事ではテンプテーションズの経歴や代表曲を紹介していきます。

◼︎テンプテーションズとは

テンプスの略称でも親しまれるテンプテーションズは、1961年にデビューを飾りました。結成当初の名称はキャバリアーズやプライムズで、結成後しばらくの期間はヒットとは無縁だったといいます。ですが1964年以降、メンバー交代と同時にテンプテーションズの黄金時代の幕が上がりました。1964年に発表した代表曲『My Girl』が大きなヒットを記録。翌年1965年に初の全米チャート1位を獲得します。

1971年には『Just My Imagination (Running Away with Me)』で再度全米チャート1位の栄光を獲得し、テンプテーションズはアメリカのソウル界に欠かせない存在に登り詰めていきます。1972年に発表した『Papa Was a Rollin’ Stone』も同様に全米1位を獲得。同年のグラミー賞でBest R&B Song賞を受賞しました。

独特のリズミカルなメロディーと重厚なコーラスのハーモニーはオーディエンスの心を捉え、瞬く間に魅了したといいます。男性5人の圧倒的声量と厚みのある声の響きに、新しい世界を見た人も多いでしょう。そして彼らは1989年にロックの殿堂入りを果たし、その人気を不動のものとしました。次章からは彼らの代表曲を紹介していきます。

◼︎テンプテーションズの代表曲

テンプテーションズはアメリカを代表するソウル・コーラス・グループとして長年愛され続けています。グループ初の全米1位を獲得した『My Girl』は時代を経ても人気が衰えない名曲です。また、1973年のグラミー受賞で話題を集めた『Papa Was a Rollin’ Stone』も必聴でしょう。

・My Girl(マイ・ガール)

テンプテーションズを語るなら欠かせない曲が『My Girl』です。My Girlは1964年に発表されて以来、グループを代表する名曲として語り継がれてきました。全米チャートで1位を獲得した記念碑的な作品でもあります。シングル作品として発表され、翌1965年に発表されたアルバムにも収録されました。テンプテーションズのみならずレーベルを代表する人気曲として認知されています。

1991年には同名の映画『My Girl』の主題歌に採用され、リバイバル・ヒットを記録したことも記憶に新しいでしょう。淡い青春の1ページを盛り上げたテンプテーションズの名曲は、世代を超えて愛される代表曲といえます。親子2世代にわたって好きな曲に選ばれることもあるのだとか。

どこか懐かしさを感じるクラシックな曲調と重厚なコーラスのコラボレーションは見事の一言です。絶妙な声色の変化をじっくりと楽しめますよ。リズミカルなメロディーに気分が盛り上がること間違いなしです。テンプテーションズの代表曲といえば『My Girl』は絶対に外せません。

・Get Ready(ゲット・レディ)

『Get Ready』は1966年にリリースされた人気曲で、シンガーソングライターのスモーキー・ロビンソンが楽曲を提供したことでも知られています。どこか怪しげな印象のメロディーはキャッチーな魅力に溢れており、『My Girl』と同様にメンバー5人の重厚なハーモニーを楽しむことができます。

・Papa Was a Rollin’ Stone(パパ・ワズ・ア・ローリン・ストーン)

『Papa Was a Rollin’ Stone』は1972年に発表されたテンプテーションズの代表曲です。全米チャート1位を獲得し、1973年にはグラミー賞も受賞しました。グループを代表する人気曲のひとつといえます。

歌詞の内容はまるで小説や映画のようなストーリー性に溢れており、独特の世界観があります。テンプテーションズの人気曲はいくつもありますが、その中でも異彩な輝きを放っているのがこの曲でしょう。転がる石のように生涯を生きた、父親のことを歌った楽曲です。

およそ4分間にわたるイントロは、まるでミステリー小説のように怪しげな世界観を演出しています。緊張感が漂うメロディーと情緒に満ちた歌詞は、聴いた者の心を瞬く間に捉えることでしょう。

◼︎おわりに

アメリカのソウル・コーラス・グループ、テンプテーションズの経歴や代表曲を紹介してきました。1961年にデビューを飾り、ヒットを連発してから常にアメリカ音楽業界の第一線を走り続けてきたテンプテーションズ。その魅力は世代を超えて愛される華やかさに満ちています。

ユニークな世界観と重厚なコーラス、リズミカルなテンポは時代が変わっても不朽でしょう。現代の音楽と一線を画す力強さに溢れたテンプテーションズの音楽をぜひ聴いてみてください。しびれるようなコーラスの響きに鼓動が早くなり、ついリピートしたくなってしまうはずです。

出典:(Wikipedia)テンプテーションズマイ・ガール_(テンプテーションズの曲)Get ReadyPapa Was a Rollin’ Stone

※本記事はコロナウイルス感染拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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