イディアッパ:米粉が原料のスリランカや南インドの伝統的な麺料理

インディアッパは米粉できた麺で、スリランカや南インドの伝統的な料理です。英語ではストリング・ホッパーと呼ばれていて、世界中で親しまれています。

Idiyappam(インディアッパ)は、タミル語(南インドで主に使用されている言語)でidi「細かく崩した」とappam「アッパー」という意味があります。

インディアッパは米粉を塩と水でこね、専用の器具で細い麺状にした食べ物です。麺状ではありますが、スープに入れて食べるというよりはカレーなどにつけて食べる食べ方が一般的で、南インドやスリランカでは朝食にも夕食にも時間帯を問わずに食べられています。インディアーッパの特徴は、生地を細く絞り出したものを蒸して生成されることです。

インディアッパの作り方

インディアッパはスリランカや南インドの家庭料理で、スリランカカレーなどと合わせて食べられます。白米の米粉で作ると白いインディアッパと、赤米の米粉で作る赤いインディアッパがありますが作り方は同じで、スリランカなどではインディアッパを作る専用の道具がどこの家庭にもあります。

米粉そのものから作る場合は、米を一晩水につけ水をしっかり切った後木臼で挽き粉にします。しかし現在ではインディアッパ専用の粉が売っているので、それを買うのもいいでしょう。そしてその粉と水と塩でこね合わせ、豆腐くらいの硬さの生地にします。

できた生地を専用の器具に入れて、細い麺状に絞り出します。このとき、生地を円状に絞り出すことがポイントです。インディアッパワッテイという網状の受け皿の上に絞り出した生地を蒸器にいれ、分量にもよりますが約7分間蒸します。

インディアッパの食べ方

インディアッパは米粉で作った麺状の生地を蒸しただけの、とてもシンプルな食べ物です。インディアッパにはどんなカレーも合いますが、朝食ではよくレンズマメのカレーと一緒に食べられ、夕食ではしっかりとした味付けのチキンカレーなどと食べることが多いです。

また、スリランカではココナッツミルク系のカレーやポルサンボーラというココナッツとトウガラシとタマネギを細かく刻んで和えたものをインディアッパの上にかけて食べることもよくあります。ポルサンボーラさっぱりとした辛さが特徴で、辛さの中に甘みがあるため辛さが苦手な人でも食べやすいかもしれませんが、刺激が欲しい場合はトウガラシを効かせてかなり辛くして食べることもあります。

インディアッパの食感は、水気が少なくなった素麺ようだと言われることがしばしばあります。専用の絞り出し機さえ手に入れば簡単に作れる料理なので、ぜひカレーと合わせてお家で作ってみてはいかがでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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