チョッピーノ:魚介のうま味たっぷりのピリ辛スープ料理

チョッピーノはサンフランシスコで食べられている海鮮を使ったシチュー料理です。たくさんの魚介とピリ辛に仕上げたトマトベースのスープが相性バッチリで、一度食べるとやみつきになります。そんなチョッピーノの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

◆チョッピーノの歴史

チョッピーノはサンフランシスコ近傍にあるノースビーチに入植したイタリアの漁師たちによって1800年代に考案されました。その日に獲れた魚の残りを刻んで煮込み料理にしたのが始まりで、フランスの地方言語であるリグリア語で「刻む」を意味する「チュッピン(ciuppin)」が名前の由来と考えられています。当初は漁師たちの間だけで食べられていましたが、徐々に広まりいまではサンフランシスコのイタリアンレストランに欠かせないメニューとなりました。

◆チョッピーノの特徴

チョッピーノは獲れたばかりの新鮮な魚介を使って調理をするのが特徴です。サンフランシスコでは、ダンジネスクラブ、クラム、エビ、ホタテ、イカ、ムール貝など太平洋で獲れたものを使います。魚介類のうま味やコクが凝縮されたスープに、サワードウ(酸味のあるハード系パン)というサンフランシスコの名物パンを添えて出すのが一般的です。魚介は殻つきのまま調理するため、食べるときにはカニ用のフォークや殻を割るためのハサミが必要になることもあります。

《チョッピーノの主な材料》

・チョッピーノソースの材料
にんじん
リーキ
玉ネギ
緑ピーマン
赤ピーマン
フェンネル
セロリ
ニンニク

黒胡椒
バター
オリーブオイル
トマトペースト
乾燥バジル
乾燥オレガノ
乾燥タイム
カイエンペッパー
白ワイン
魚介ブイヨン
トマトの缶詰(カット、ホールどちらでも可)
ローリエ
サワードウまたはバケット

・具の材料(お好きなものを用意してください)
ハマグリ
アサリ
ムール貝
殻付きエビ
イカ
白身魚
ホタテ
など

《チョッピーノの主な調理法》

1.鍋にバターとオリーブオイルをいれ、にんじん、リーキ、玉ネギ、緑ピーマン、赤ピーマン、フェンネル、セロリ、ニンニク、塩、黒胡椒を入れて炒めます
2.しんなりしてきたらトマトペースト、乾燥バジル、乾燥オレガノ、乾燥タイム、カイエンペッパーを加え混ぜ合わせます
3.白ワインを入れ汁気がなくなるまで煮詰め、魚介ブイヨン、トマトの缶詰、ローリエを入れ30分程度煮込みます
4.ホタテ、エビ、ムール貝、イカなどお好みの魚介を用意し、それぞれ塩胡椒で下味をつけフライパンで火を通します
5.炒めたときに出た魚介のソースを先ほど作ったスープに加えます
6.お皿に魚介とスープを盛り付け、サワードウまたはバケットを添えて完成です

◆終わりに

新鮮な魚介をたっぷり使ったうま味たっぷりのチョッピーノ。自宅で作るには少し材料が多いですが、作り方自体はシンプルなので食材が揃えば気軽に挑戦することができます。レストランでもそれぞれ個性の違うチョッピーノを食べることができるので、比べてお気に入りを見つけるのも楽しそうですね。使う魚介や野菜を変えるだけでアレンジができるので、興味のある方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

出典:Wikipedia チョッピーノ

※本記事はコロナウイルス感染拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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