チリコンカン:栄養豊富でスパイシーなテキサス発祥のメキシコ風料理

チリコンカンは、アメリカのテキサスで生まれたメキシコ風の煮込み料理です。肉、豆、野菜をたっぷりと使ったスパイシーなメニューで、地域や家庭によってさまざまなアレンジがされています。そんなチリコンカンの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

◆チリコンカンの歴史

チリコンカンは、19世紀半ばにメキシコから独立してアメリカ合衆国に併合されたテキサス州南部で誕生したと言われています。スペイン語の「チリコンカルネ」が語源と考えられており、「チリ」は唐辛子、「カルネ」は牛肉を意味しています。チリコンカンが広まったのは世界恐慌や第二次世界大戦の頃で、肉が手に入りにくくなった際に豆やトマトなどでボリュームを増やし、満足感のあるスープなどで食べたのがきっかけのようです。いまでは地域や家庭でさまざまなアレンジがされており、給食メニューとして提供されている国もあります。

◆チリコンカンの特徴

チリコンカンは炒めた挽肉と玉ねぎに、トマト、チリパウダー、インゲン豆などを加えて作るのが一般的です。挽肉は牛肉を使うことがほとんどですが、豚肉や鶏肉などを使用する場合もあり、隠し味としてバーベキューソースやコーヒー、シナモンを入れることもあります。豆と肉が入っていれば他の具材は自由にアレンジできるので、いろいろ試せるのも魅力のひとつです。

《チリコンカンの主な材料》

牛挽肉
豆(インゲン豆、ひよこ豆などお好きなもの)
玉ネギ
赤ピーマン
ニンニク
唐辛子
パプリカパウダー
ビーフストック
カットトマト缶
トマトピューレ
クミン
マジョラムまたはオレガノ
オリーブオイル
塩胡椒
砂糖

《チリコンカンの主な調理法》

1.鍋にオリーブオイルを入れ、玉ネギを炒めます
2.玉ネギに透明感が出てきたらニンニク、唐辛子、赤ピーマン、クミン、パプリカパウダーを加えさらに炒めます
3.挽肉を入れてホロホロになるまで炒め、ビーフストック、トマト缶、マジョラムまたはオレガノ、砂糖、トマトピューレを加え混ぜ合わせます
4.蓋をして20分ほど煮込み、時間が経ったら一度味見をして薄い場合は塩胡椒で整えます
5.豆を入れて混ぜ合わせ、スープの水分量が少ない場合はビーフストックか水を足して調節します
6.再度蓋をして10分ほど煮込んだら完成です

◆終わりに

肉、豆、野菜がたっぷり入った栄養満点のチリコンカン。スーパーなどで手に入る食材だけででき、作り方もシンプルなので気軽に挑戦することができます。チリコンカンを使ったアレンジレシピもあるので、作り置きしていろいろな食べ方を楽しむのも良さそうですね。豆や肉の種類を変えるだけで違う味わいを楽しめて、お好みの量のスパイスで辛さも調節できるので、興味のある方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

出典:Wikipedia チリコンカーン

※本記事はコロナウイルス感染拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

関連記事一覧