ブリンツ:小麦粉で作った生地に具材を巻いて食べるクレープのような家庭料理

ブリンツはクレープや春巻のような薄い生地に具材を巻いて食べる東欧系ユダヤ人の家庭料理です。冷凍食品で売られるほど身近な料理で、朝食メニューとしても楽しまれています。そんなブリンツの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

◆ブリンツの歴史

ブリンツは生地にフィリング(具材)を巻いたもので、焼いたり揚げたりして調理します。基本的にはチーズを具材に使うようですが、フルーツやクリームを巻いてデザートとして食べることもあり自由にアレンジを楽しむことができます。また収穫への感謝を意味する『シャブオット(Shavuot)』という伝統行事にも欠かせない料理となっており、北アメリカでは冷凍ブリンツが販売されるなどとてもポピュラーな食べ物として親しまれています。

◆ブリンツの特徴

ブリンツは小麦粉、塩、卵など少ない食材で作れるのが特徴で、生地に砂糖を加えて甘くしたり少し塩気を強くしたり自由に楽しむことができます。フライパンで薄く伸ばして焼くので時間もかからず手軽につくることができ、巻く具材も食事系のしょっぱいものからスイーツ系の甘いものまでさまざまなので、気分や用途に合わせて中身を変えられるのも魅力です。

《チーズブリンツの主な材料》

・ブリンツの材料
小麦粉
牛乳

砂糖

バター

・チーズフィリングの材料
リコッタチーズ
卵黄
砂糖

レモンの皮(すりおろし)
粉糖(お好みで)

《チーズブリンツの主な調理法》

1.ボウルに牛乳、卵、砂糖、塩、を加えてよく混ぜます
2.小麦粉を加え粉っぽさがなくなるまで混ぜ、溶かしバターを加えます
3.フライパンにバターを塗り先ほどの生地を流し入れます
4.フライパンを動かしながら薄く伸ばし、片面が焼けたら裏返して30秒ほど焼きます
5.焼けたらお皿などに取り出し、ボウルの中にある生地がなくなるまでこの作業を続けます
6.別のボウルにリコッタチーズ、卵黄、砂糖、塩、レモンの皮(すりおろし)を入れ混ぜ合わせます
7.先ほど焼いた生地にチーズフィリングを乗せ包んでいきます
8.フライパンにバターを塗り、ブリンツの包み終わりの面を下にして焼きます
9.焼き色がついたら裏返して反対も焼き、盛り付けてお好みで粉糖をかけたら完成です

◆終わりに

いろいろな味付けや具材で楽しめるブリンツ。一度に生地をたくさん焼けば作り置きもできるので、忙しい日の食事にもぴったりです。甘いものから塩気のあるものまでなんでも合わせることができるので、興味のある方はぜひ一度オリジナルのブリンツを試してみてはいかがでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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