スティーブン・ソマーズ:『ハムナプトラ』や『ヴァン・ヘルシング』を制作した映画監督

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スティーブン・ソマーズは1962年3月20日アメリカ合衆国インディアナ州インディアナに生まれた映画監督です。当初は舞台俳優やロックバンドのマネージャーとしての仕事についていたものの、映画業界で働くようになり『ハムナプトラ』や『ヴァン・ヘルシング』といった話題作を制作しました。そんなスティーブン・ソマーズの人生と作品について詳しく解説していきます。

■スティーブン・ソマーズとは

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スティーブン・ソマーズは1962年3月20日アメリカ合衆国インディアナ州インディアナに生まれた映画監督です。ミネソタ州のセントクラウドに移ったのちは、線とクラウドアポロ高校に通い、セント・ジョーンズ大学およびスペインのセビリヤ大学で学び、卒業後は俳優やロックバンドのマネージャーとしてヨーロッパ中を回る日々を過ごしました。4年後アメリカに帰国すると南カリフォルニア大学に進学し、映画を専攻。在学中に短編映画『パーフェクト・アリビ』を制作し話題となります。

その後ディズニー映画やハリウッドにおいて脚本家として活躍したこともあったものの、1998年には深海に潜む太古の海洋生物が豪華客船を襲うという斬新な内容の『ザ・グリード』また古代からよみがえったミイラをテーマとした『ハムナプトラ』を制作したことで世界的に知られる映画監督となっていきました。

■スティーブン・ソマーズの作品

スティーブン・ソマーズの作品の特長は古典的なモンスター・ストーリーをCGをふんだんに駆使してエンターテイメント性あふれる作品に仕上げていることでしょう。特に『ハムナプトラ』シリーズや『ヴァン・ヘルシング』はその迫力ある映像で話題になりました。

そんなスティーブン・ソマーズの作品には、どのような作品が含まれているのでしょうか。主要な作品についてご紹介します。

・『ザ・グリード』 1998年

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本作品は1998年に制作された作品で、古代の深海に生息する怪物によって襲われる豪華客船を描いた作品です。

3000人を乗せた豪華客船アルゴノーティカ号は南シナ海を航海中、船内のシステム制御室に侵入した何者かの手により突如航行不能に陥ってしまいます。その直後船は海中から現れた謎の巨大未確認生物に襲われ、大勢の乗客と乗組員はその姿を消してしまいます。

同じころ密輸業者のジョン・フィネガン一行が乗った密輸船サイパン号は依頼主である傭兵グループとともに重火器などの積み荷を乗せて現場付近の海域を進んでいたものの、漂流していたモーターボートに衝突し、船体に大きな村長を追ってしまいます。立ち往生することになったフィネガンは偶然にもアルゴノーティカ号を発見するものの、その直後に傭兵たちにサイパン号は乗っ取られてしまいます。

傭兵たちに命令されてやむなくアルゴノーティカ号に乗り込んだフィネガン達でしたが、3000人いるはずの船内には全く人影がなく、船長と船主、そして金庫に忍び込んだとして捕まった3人の美女しか残されていませんでした。そして乗客が消える原因となった怪物がフィネガンに襲い掛かることになります。

・『ハムナプトラ』 1999年

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本作品は1999年に制作された作品で、1932年に制作された『ミイラ再生』の二度目のリメイク作品にあたります。最新のVFXが全編に取り入れられたこともあり、世界的に注目されました。

3000年前のエジプト。大神官イムホテップはセティ1世の愛人アナクスナムンと恋に落ちてしまいます。しかしセティ1世にその仲を疑われたため、とっさにセティ1世を殺害。イムホテップはアナクスナムンを生き返らせることを約束し逃亡すると、アナクスナムンは自害してしまいます。イムホテップは死者の都ハムナプトラに赴きアナクスナムンの蘇生を行うも、王の兵団が乱入したことにより儀式は中断。部下の層たちは生きながらにミイラにされ、イムホテップは禁断の呪い「ホムダイ」にかけられ石棺に閉じ込められてしまいます。

時は過ぎ1923年。フランス外人部隊所属のリック・オコーネルは舞台がトゥアレグ族に敗北し、ひとりで砂漠を放浪する羽目になっていました。その後死刑が確定しカイロ刑務所で服役していたオコーネルでしたが、カイロ博物館に勤務するエブリンとその兄のジョナサンが訪れ救出。3人は船でハムナプトラに向かうことになります。

船が沈没するもハムナプトラにたどり着いた一行は生乾きの奇妙なミイラを発見。エブリンが死者の書を解読し音読すると、ミイラが叫び声をあげ、イムホテップが蘇ってしまいます。イムホテップは人々の生気を吸い取っては復活していき、アナクスナムンを復活するための生贄としてエブリンを選ぶと連れ去ってしまいます。

・『ハムナプトラ2 / 黄金のピラミッド』 2001年

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本作品は2001年に制作された作品で、『ハムナプトラ』の続編にあたります。

紀元前3078年ごろのテーベ。屈強な戦士スコーピオン・キングは世界を征服するべく革命を起こしたものの、7年の月日ののちに破れてしまいます。追い込まれたスコーピオンは死の瞬間アヌビス神に「自分の命を助け、敵を倒させるならば、自分の魂をささげよう」という誓いを申し出ます。アヌビス神はその誓いに応じ、自らの軍勢を与えて敵を倒したのち、スコーピオンを永遠のしもべとするのでした。

時は過ぎて1993年。リックとエブリンは結婚し、息子アレックスも8歳になっていました。エブリンは不思議な夢に導かれ、エジプトの遺跡で「アヌビスの腕輪」を発見し、ロンドンの自宅に持ち帰ります。そのころハムナプトラでは謎の女性ミラたちによって「死者の書」「アムン・ラーの書」「イムホテップのミイラ」が地中から掘り起こされようとしていました。

・『ヴァン・ヘルシング』 2004年

※主演のヒュー・ジャックマン

本作品は2004年に制作された作品で、モンスター・ハンターであるヴァン・ヘルシングの活躍を描くアクション映画です。ヴァン・ヘルシングはブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』でドラキュラと戦う大学教授の名前である者の、本作では「不死身のモンスター・ハンター」という大胆なキャラクター設定になりました。

1887年トランシルバニアのフランケンシュタイン城では、フランケンシュタイン博士がドラキュラ伯爵の命令でフランケンシュタインの怪物を創造。しかしドラキュラ伯爵が怪物を悪用しようとしていることに反発した博士は、伯爵に殺害されてしまいます。

その1年後過去の記憶をなくし、バチカンのカトリック教会のもと不死身のモンスター・ハンターとして活動していたヴァン・ヘルシングはパリでジギル博士とハイド氏を抹殺。バチカンに帰還するとトランシルバニアを支配するドラキュラの抹殺とドラキュラと400年間戦い続けているヴァレリアス一族を保護するように命令を受けるのでした。

■おわりに

スティーブン・ソマーズはアメリカ合衆国インディアナ州インディアナに生まれた映画監督で、『ハムナプトラ』や『ヴァン・ヘルシング』を制作したことで有名な人物です。今後ソマーズはどのような作品を届けてくれるのでしょうか。今後が期待されます。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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