ソトミー:インドネシアで人気の高いスパイシーなヌードルスープ

ソトミーは、インドネシア、マレーシア、シンガポールで一般的に食べられている麺料理です。インスタントラーメンとしても高い知名度を誇り、現地の人々のみならず、他の国々や日本でも大変人気があります。そんなソトミーの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

◆ソトミーの歴史

ソトミーはスパイシーな麺料理のことで、インドネシアをはじめ、マレーシア、シンガポールで一般的に食べられている料理です。「ソトミー(Soto mie)」の「Soto」はインドネシアのスープを意味し、「mie」は小麦粉、塩、卵で作った麺を意味しています。

ジャワ島西部のボゴール州から伝わったとされるソトミーは、インドネシアのビジネス街や住宅街において、移動式の屋台で多く売られています。現在でも現地の人々に最も人気のある料理の一つとなっています。

◆ソトミーの特徴

現地のソトミーのスープの材料には、エシャロットやニンニク、キャンドルナッツ、コショウ、乾燥エビ、ダーンサラム(インドネシア産のベイリーフ)、ライムの葉、レモングラスなどが使われ、ビーフブイヨンスープで味付けされます。

具の材料には、麺、牛肉や牛の足(腱、皮膚、軟骨)、薄切りのリゾール(ビーフンと野菜を詰めた揚げ春巻き)、トマト、キャベツ、ジャガイモ、セロリなどが使われます。ジャカルタバージョンでは、牛の足よりも牛肉が好まれており、スパイス混合物にはガランガルが含まれています。

また、ソトミーには有名なインスタントラーメンも存在しており、インドネシアでは絶大な人気を誇っています。これは、「インドミー」というインドネシアの会社が提供するインスタントラーメンで、豚を一切使っていないことから、他国のイスラム教徒も好んで買っているようです。くせがなく、スタンダードであっさりとしたスープのため、日本人にも大変人気のある商品です。

・ソトミーの主な材料

牛肉(細かく切る)、水、サラダ油、ブイヨンスープ、中華麺、キャベツ(千切り)、トマト(6つに切る)、ネギ(千切り)、フライドオニオン

スパイス…ニンニク、ラッキョウ、赤唐辛子、フルーツヘーゼルナッツ、乾燥海老、塩、コショウ(すべて合わせてすり潰す)

・ソトミーの主な調理法

鍋に水を沸騰させ、牛肉を入れて茹でます。

肉がやわらかくなったら取り出します。

フライパンにサラダ油を加熱し、スパイスの材料を香りがするまで炒めます。

ブイヨンスープを入れて、沸騰するまで煮ればスープの出来上がりです。

どんぶりに、茹でた中華麺、キャベツ、トマト、肉を並べます。

スープを注いで、ネギとフライドオニオンを振りかければ完成です。

◆終わりに

ソトミーは身近な材料で手軽に作れるので、自宅での料理におすすめです。インスタントラーメンも日本のものと作り方はほとんど同じなので、手に入ることがあれば試してみてはいかがでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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