ピサンゴレン:東南アジアで定番のバナナスイーツ

ピサンゴレンはバナナを揚げて作られたお菓子で、東南アジアのスイーツとして広く知られています。ちょっとしたコツを押さえれば、自宅でも簡単にサクサクでとろりとした美味しいバナナスイーツが作れます。そんなピサンゴレンの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

◆ピサンゴレンの歴史

ピサンゴレンは、食用油でバナナを揚げたお菓子で、「揚げバナナ」ともいわれています。インドネシア、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、フィリピンなどでは広く食べられており、衣をつけて揚げたものと、衣なしのものとがあるようです。

この食べ物は1511年に、朝食の定番としてバナナフリッターを食べていたポルトガル人によって紹介されました。それ以前では、バナナは調理されず生で食べられるのが一般的でしたが、ポルトガル人がマレー料理に初めて小麦粉を取り入れ、フリッターを調理できるようにしたのです。

インドネシアやマレーシアでは、露店で販売されることが多く、店によっては店頭に並べられています。インドネシアでは特に「ピサン・ゴレン・ポンティアナック」と呼ばれる揚げバナナが広く人気があり、地方によって名称が様々のようです。

フィリピンでは種類によって名称が変わり、衣をつけて揚げたものは「マルヤ」、素揚げしたものは「プリトン・サギン」、揚げてから砂糖をまぶし木串で刺したものは「バナナ・キュー」と呼ばれます。これらは主に、午後のおやつの時間に供されます。

◆ピサンゴレンの特徴

一般的に販売されているピサンゴレンは、バナナに衣をつけて油で揚げたものが提供されます。レストランで提供される際は、チーズやジャム、チョコレート、練乳、生クリーム、アイスなどが添えられていることが多く、バナナの代わりにプランテンという果物が用いられることもあります。

バナナを長時間上げると溶けだしてしまうため、完熟前の青く硬めのバナナを使用し、短時間の高温でさっと揚げることがコツとなります。揚げたてで食べれば、サクサクの衣の食感と中の濃厚なバナナの味が楽しめます。

・ピサンゴレンの主な材料

バナナ、揚げ油

衣の材料…薄力粉、上新粉、水、砂糖、塩

・ピサンゴレンの主な調理法

バナナは皮をむき、厚みと長さがが半分になるように切ります。

衣の材料をよく混ぜ合わせます。

衣にバナナをくぐらせ、180~190度の揚げ油で揚げ、衣がカリっとなったら取り出します。

お好みで練乳や生クリームをかけるなどして食べましょう。

バナナはなるべくまだ熟していない、若いものを使用する方がくずれにくく揚げやすいです。高温の油で、短時間で揚げるのもポイントです。

◆終わりに

東南アジアのスイーツとしてお馴染みのピサンゴレン。観光の際に屋台で買って食べ歩きするのも楽しそうですが、自宅でも簡単に作れるので、来客時やパーティーなどで出してみても喜ばれそうです。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

出典(Wikipedia):https://ja.wikipedia.org/wiki/揚げバナナ

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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