ビンタンビール:インドネシアで最も人気の高いビール

ビンタンビールはインドネシアで最も馴染みがあり、バリ島ではシェア率1位の有名なビールです。すっきりとした味わいで飲みやすく、味付けされたフレーバーやノンアルコールなど種類も豊富で、お土産としても高い人気があります。そんなビンタンビールの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

◆ビンタンビールの歴史

ビンタンビールはインドネシアにおいて最も馴染みのあるビールです。インドネシアのホテルやレストラン、バーなどでは必ずといってよいほど提供され、スーパーマーケットなどでもよく販売されています。

ビンタンビールは、オランダによる植民地時代、インドネシアのハイネケンの製造工場でオランダ人が作り始めたものでした。オランダから独立した後、インドネシアの人々はこの工場で独自にビール作りを始めたのです。

ビンタン(Bintang)とは、インドネシア語で「星」を意味し、ビールのラベルには赤い一つ星の印があしらわれています。これは、元となったハイネケンにも同様に存在し、ビンタンビールの味もハイネケンに似ています。

ビーチリゾートとして有名なバリにおいて、ビンタンビールのシェアはナンバーワンを誇りますが、バリの人々にとってはお祭りや宴会など特別な席以外で日常的にお酒を飲む習慣がありません。宗教的な規制があることや地元ではビールが高級品であることもあり、ビンタンビールのほとんどは観光客か在住の外国人によって消費されているのです。

現在では人気が高まり、土産物店においてもビンタンビールが並べられ、そのラベルのロゴがプリントされたTシャツなどのグッズも販売されています。

◆ビンタンビールの特徴

バリでは様々なビールが販売されていますが、中でもビンタンビールは種類が豊富で人気の高い商品です。他のビールに比べて苦味が少なく、辛口ながらもすっきりとした味わいなので、人種を問わず誰にでも飲みやすいところが特徴です。

レモン味やグレープフルーツ味といった軽めのフレーバーもあり、アルコールが得意でない方や女性向きでもあります。料理との相性も良く、香辛料を多めに使ったスパイシーな料理には特に合います。

ビンタンビールのアルコール度数は種類によって異なり、スタンダードなものでは4.8度、レモン味などのフレーバーでは2.0度といった低めの度数です。また、ノンアルコールタイプもあるので、アルコールが苦手な方やお土産としてもおすすめできます。

・ビンタンビールの主な種類

ビンタンビールには、通常のビールの他にもこのような種類があります。

ラドラー・レモン味…

レモンで味付けされたフレーバービール。レモン色。炭酸のレモンジュースのようで、すっぱさよりも甘味が強く、ほろ苦い。特に人気が高い種類。

ラドラー・グレープフルーツ味…

ピンクグレープフルーツで味付けされたフレーバービール。薄いオレンジ色。ビールの苦さはほとんどなく、グレープフルーツそのままの味わい。

ビンタンゼロ…

青い缶に入ったノンアルコールビール。弱めの炭酸で、ジンジャエールに似た味わい。

◆終わりに

苦味が弱くて飲みやすく、食事との相性も良いビンタンビールは、特に暑い時期にはぴったりです。おしゃれなパッケージデザインも高い評価があるので、お土産としても喜ばれそうです。バリ島に観光の際には、ぜひ飲んでみてはいかがでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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