ミーアヤム:鶏肉のうま味たっぷり東南アジアの麺料理

ミーアヤムは、麺に刻んだ鶏肉をトッピングした中国由来の料理で、東南アジアでは一般的に食べられています。あっさりしたスープと鶏肉のうま味が特徴で、いつでも手軽に食べられる料理として人気があります。そんなミーアヤムの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

◆ミーアヤムの歴史

ミーアヤムは刻んだ鶏肉をトッピングした麺料理で、インドネシア、シンガポール、マレーシアで多く食べられています。インドネシア語で「ミー」は麺、「アヤム」は鶏肉を意味しています。

この料理の起源は中国とされており、オランダ植民地時代の自由貿易政策の結果として、1870年頃にジャワ島へ大規模に移住してきた中国人によってもたらされたといわれています。

ミーアヤムは、インドネシアにおいては中華料理として人気があり、レストランや住宅街にある屋台などでよく提供されています。麺類は、バリ島をはじめとしたインドネシア人たちに大変好まれており、中でもミーアヤムは早くて安くて美味しいという三拍子が揃った代表的な料理として人気があります。

◆ミーアヤムの特徴

インドネシアのミーアヤムでは、麺は醤油と鶏肉油、スパイスの混合物(クローブ、白コショウ、ショウガ、コリアンダー)で味付けされ、鶏ガラスープとともに出されます。一方、シンガポールの伝統的なものでは、カレー粉をスープに加え、オイスターソースとネギで味をととのえ、魚団子やキノコが乗せられています。

店によって、麺に鶏肉や野菜がトッピングされたどんぶりにスープが別皿でつけられる場合もあれば、スープがあらかじめ入っている場合もあります。別でスープがつけられる場合の食べ方は、つけ麺とは違って、スープを上からかけて食べることになります。

あっさりとした味付けながらも、鶏肉のうま味がたっぷりと味わえるミーアヤムは、麺好きの人々にも定評があるようです。

・ミーアヤムの主な材料

中華麺、鶏肉(2cm角)、ニンニク(みじん切り)、小松菜(適当にちぎる)、ネギ(刻む)

調味料…チキンスープ、醤油、砂糖、料理酒、八角、塩、コショウ

その他…ごま油

・ミーアヤムの主な調理法

鍋でニンニクを香りが出るまで炒め、鶏肉を加えます。

鶏肉の色が変わってきたら、塩、コショウ、料理酒を加え、醤油と砂糖で味付けします。

八角と水を少し入れて煮立たせます。

麺をゆで、小松菜も一緒に鍋に入れます。

どんぶりに塩、コショウ、ごま油、醤油、砂糖を入れ、そこにチキンスープを注ぎます。

スープの中に茹で上がった麺をいれます。

鶏肉とネギをトッピングすれば完成です。

◆終わりに

ミーアヤムは自宅でも無理なく作れる料理ですが、インドネシアなどのお店でも本場の美味しいミーアヤムが手軽に食べられるので、旅行などで訪れた際には、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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