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ラワール:豚のひき肉・野菜・ココナッツフレーク・スパイスを混ぜたバリの伝統料理

ラワールとは、肉・野菜・ココナッツなどを細かく刻んで、香辛料を混ぜたエスニックフードです。インドネシアでも特にバリ島で人気があり、冠婚総菜の定番として親しまれています。

そんなラワールの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

ラワールの歴史

ラワールの起源についてははっきりしていませんが、バリ島の祭礼の定番料理であることから、バリ発祥だと考えられています。

リゾート地として栄えているバリ島ですが、以前は肉料理を日常的に食べる習慣はありませんでした。肉はとても貴重なものであり、祭礼や冠婚葬祭といった日に登場する特別メニューだったのです。

現在もその風習は残っており、ガルンガン(現地のお盆)やニュピ(お正月)には、神様への捧げものとしてラワールが食されます。

ラワールの特徴

ラワールは、インドネシア・バリ島の祭礼で食される料理です。バリでは「ラワール作りは男性がするもの」を言う習慣があり、肉の解体から調理・盛り付けまで地域の男性が集まって作業します。

材料の違いによってバリエーションは多く、なかでも有名なのがラワール・メラです。豚の生き血を使用しており独特のコク・風味があるため、現地でも苦手な人は食べられないようです。

・ラワールの主な材料

※画像はイメージです

肉…豚肉・鶏肉・鴨肉・牛肉など

ココナッツの実または、ココナッツフレーク

パームシュガー(赤砂糖)

ライム果汁

ハーブ…サラムリーフの葉・レモングラスなど

野菜…インゲン・パラミツ(ジャックフルーツ)など

スパイス…塩・コショウ・赤唐辛子・にんにく・ショウガなど

スパイスペーストの材料…クミン・コリアンダー・クローブ・ブラックペッパー・ナツメグ・エシャロット・チリパウダー・ヘーゼルナッツ・ターメリック・エビペーストなど

・ラワールの主な調理法

※画像はイメージです

好きな肉をミンチ肉に挽き、ココナッツの実をすりおろします。

野菜は1口大にカットし、あらかじめボイルかレンジで加熱します。

スパイスペーストの材料と少量の水をミキサーにかけ、ペースト状にします。

ハーブをみじん切りにしてスパイスと混ぜます。

フライパンに油を引き、ミンチ肉を炒めます。

ハーブとスパイスを入れ、少し焼き色がついた時点で、スパイスペーストを入れます。

弱火で5分程度炒め、香りがたってきたら野菜を入れて混ぜます。

すりおろしたココナッツを入れ、弱火で加熱します。

味見をして塩・砂糖で調えます。

器に盛り付けたら完成です。

・ラワールの主な種類

ラワール・メラ

豚の生き血を加えたラワール

ラワール・プティ

豚の生き血が入っていないラワール

ラワール・アヤム

鶏肉を使用したラワール

ワールク・ウィル

アヒル肉を使用したラワール

ラワール・ナンカ

肉の代用としてパラミツ(ジャックフルーツ)を使用したラワール

終わりに

ラワールは、バリ島の祭礼で作られる料理で、神様への捧げものとして扱われています。現地のレストラン・食堂でも定番のメニューなので、インドネシアを訪れた際には是非一度注文してみてください。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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