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ルンダン:かたまり肉をココナッツミルクとスパイスで煮込んだインドネシアの郷土料理

ルンダンとはインドネシア・西スマトラ州で発祥した肉料理で、インドネシア料理の代表格です。お祝いごとで作られることが多く、ごちそう料理として扱われています。

そんなルンダンの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

ルンダンの歴史

ルンダンは西スマトラ州パダンで生まれた料理で、16世紀初頭の文学作品「ヒカヤトアミールハムザ」で初めて文献に登場しました。

当時、パダンの人々は移住する文化があったため、インドネシア各地にルンダンは広まっていきます。その後、パダン料理の専門レストランが出来始め、インドネシアだけでなくマレーシア・シンガポールでも食されるようになりました。

また、ココナッツミルクとスパイスでじっくり煮込んだルンダンは、熱帯地方で肉を保存するのに最適な調理法です。そのため、冷凍技術が確立される前は、多くの家庭や店でルンダンを作って肉を長期保存していました。

ルンダンの特徴

ルンダンは、肉をココナッツミルクとスパイスで煮込んだカレーのような料理です。豊富に使用したスパイスにより、コクのある濃厚な味わいが楽しめます。なかでも牛肉を使用したルンダンは、祭日や祝いのごちそう料理として知られています。

ソト(スープ)・サテ(肉の串焼き)・ナシゴレン(焼き飯)・ガドガド(温野菜サラダ)と並び、インドネシアの5大料理の1つと言われています。2017年には、アメリカのCNNが発表した世界の料理ベスト50で第一位を獲得するなど、世界的にも注目を集めています。

・ルンダンの主な材料

肉…牛肉・牛レバー・水牛肉・ヤギ肉・羊肉・鶏肉など

ココナッツミルク

コショウ

スパイスペーストの材料…ショウガ・ターメリック・ニンニク・エシャロット・赤唐辛子など

ハーブ…レモングラス・こぶみかんの葉・ローリエ・ガランガル

・ルンダンの主な調理法

スパイスペーストの材料と少量の水をミキサーにかけ、ペースト状にします。

フライパンを熱してスパイスペーストを、香りが出るまで炒めます。

ハーブも入れ、香りが出るまで炒めます。

好きな肉を大きめの1口大にカットし、フライパンでスパイスと絡ませます。

ココナッツミルクを入れてよくかき混ぜます。

塩・コショウで味を整え、1時間程度煮込みます。

さらに水を加えて1時間程度煮込んだら完成です。

器に盛り付けましょう。

終わりに

ルンダンは、スパイスをふんだんに使用したインドネシアの煮込み料理で、現地では高級料理として特別な日に食されています。カレーのような味わいで深いコクはやみつきになります。レストランのメニューで見かけたら、是非一度注文してみてくださいね。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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