ルンピア:細長くてスパイシーなエスニック風の春巻

ルンピアはインドネシアやフィリピンの料理で、スティック状にした春巻のことです。日本でも馴染みのある春巻よりも見た目が細長く、地域によって種類も豊富で、スパイスを効かせて食べるのが特徴です。そんなルンピアの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

◆ルンピアの歴史

ルンピアは、インドネシアやフィリピンでよく見られる細長い春巻です。「Lumpia wrapper」と呼ばれる薄い紙のようなまたはクレープのようなペーストリーの皮で作られ、香辛料や甘い中身を包んでいます。

もとは中国福建料理の「潤餅(ルンピア)」が変化したとされ、長い歴史を経てアジア諸国へと伝わり、それぞれの土地の食材を組み合わせた多様な料理となったようです。

ルンピアは、インドネシアではポピュラーななおやつとして親しまれ、多くの屋台でも提供されており、フィリピンでは親しい人の集まりやお祝いなどで出される最も一般的な料理の一つとなっています。

◆ルンピアの特徴

ルンピアは一見すると、日本でも馴染みのある春巻きのようですが、その違いは、主に形や大きさ、調味料にあります。

ルンピアは気軽につまめる料理として提供されるため、食べやすいようにスティック状に細長く巻かれています。具の味つけとしては、チリソースやコリアンダー、唐辛子、ニンニク、ナンプラーといった、それぞれの国でよく使われる食材が含まれています。

前菜やおつまみとして出されることの多いルンピアですが、揚げ物として出される場合もあれば、生で出されることもあるようです。

インドネシアでは、チャベと呼ばれるトウガラシとセットになっており、スパイス風味を生かして食べるのが一般的です。

・ルンピアの主な材料

春巻の皮、合挽き肉、玉ねぎ(みじん切り)、にんじん(みじん切り)、ニンニク(すりおろし)

調味料…塩、コショウ、しょうゆ、お好みのスパイス(コリアンダーパウダー、チリパウダーなど)

他…水溶き小麦粉、水、小麦粉、揚げ油

・ルンピアの主な調理法

春巻の皮を三角になるにように対角線で二等分に切ります。

合挽き肉にニンニクと調味料を加えよく混ぜ、残りの野菜を加えてさっと混ぜます。

皮の手前に細長く具をのせ、スティック状になるように巻き、巻き終わりを水溶き小麦粉でとめます。

160℃前後の油できつね色になるまで揚げれば完成です。

お好みでケチャップやスイートチリソースなどをかけて食べます。

◆終わりに

日本でも人気のある春巻を、スパイスを効かせてエスニック風にして食べてみるもの楽しそうですね。普段食べることのない味を出せば、パーティーなどの集まりの場でも話題になりそうです。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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