アマラ:モチモチした食感が特徴のナイジェリアのイモ餅

アマラは、ヤムイモなどの粉から作られるナイジェリア流の餅のような食べ物です。ふわふわもちっとした食感があり、手でちぎって味の濃いスープ類と一緒に食べます。

そんなアマラの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

アマラの歴史

アマラは、ナイジェリア南西部に居住するヨルバ人たちが食べていた料理の1つです。発祥時期についてははっきりしていませんが、農耕民族であるヨルバ人が主食として考案したと考えられています。

アマラに似たフフ(白い餅のような食べ物)はナイジェリアだけでなく周辺国にも伝わりましたが、アマラは現在も主にナイジェリア南西部だけで食されています。

アマラの特徴

アマラは、ヤムイモやキャッサバの粉に熱湯を加えて練り込んだ料理です。黒っぽくグレーな生地に仕上がり、発酵させることで酸味を感じます。

屋台・一般家庭で作られるポピュラーな料理ですが、口当たり良く仕上げるには経験とテクニックが必要とされます。

食事の際には、スープなどの付け合わせと一緒に食べるのが一般的です。

・アマラの主な材料

粉…アマラに使用する粉は下記の3タイプのどれが1つです。

『ヤム粉』

主に熱帯地域で栽培されるヤムイモから作る粉で、でんぷん含有量の多さからアマラ作りに適しています。

『キャッサバ粉』

タピオカの原料で知られるキャッサバから作られる粉です。ナイジェリアではヤムイモと並んでよく食される炭水化物です。

『オオバコ粉』

熟していないオオバコから作られる粉です。

低炭水化物であるため、糖尿病の人の食事に向いています。

・アマラの主な調理法

大きめの鍋に水を沸騰させます。

沸騰したら弱火にし、別容器にお湯を半分分けます。

鍋に粉をふるいながら入れます。

粉全体に水を吸収するように、やさしくかき混ぜます。

別容器のお湯を鍋に足しながらよく混ぜます。

5分程度煮ます。

火を止めて、滑らかになるまでかき混ぜます。

柔らかめの餅ぐらいの固さになり、生地全体が均等にまとまれば完成です。

・アマラの主な付け合わせ

※画像はイメージです

エグシスープ

エグシメロンの種をつぶしたペーストと肉・魚・野菜から作るシチューのようなスパイシースープ。

オクラスープ

擦りおろしたオクラで作ったピリ辛のネバネバスープ。

エフォリオ

野菜・肉・魚などをスパイスで炒めた一品。

4)終わりに

アマラは、ナイジェリア南西部で食される主食の1つです。少し酸味のある味わいは、スパイシーなナイジェリア料理とよく合います。現地以外ではあまり見かけない料理なので、興味のある方は輸入食品を扱う店で原料を探してみてはいかがでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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