エグシスープ: ナイジェリアの多くの部族が食べている具材たっぷりスープ

エグシスープとは、エグシメロンの種を使用したスープの1種です。ナイジェリア料理の中でも有名な料理で、ナイジェリア国内の多くの部族が様々なレシピで作っています。

そんなエグシスープの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

エグシスープの歴史

エグシスープは、ナイジェリアの南西部に集中して居住するヨルバ人が考案した料理だと伝えられています。ヨルバ人は西アフリカ最大の民族集団の1つです。ナイジェリアでは、ハウサ人・イボ人と共に三大民族と呼ばれています。

ヨルバ人はもともと農耕民族であったため、エグシメロンを栽培しました。しかし、フルーツのような甘い果実をもつ品種ではなかったため、種を食すようになったと考えられています。

その後、他民族に伝わることで様々なレシピが生まれました。現在はナイジェリアに在住するほとんどの部族で食されている人気メニューです。

エグシスープの特徴

エグシスープは、エグシメロンの種をつぶしたペーストを使用したスープ料理です。肉・魚・野菜が数多く入っておりシチューのような満足度があります。

香辛料のスパイシーな味わいが特徴で、フフやアマラ・パウンドヤムなどのイモ餅に似た料理と一緒に食べるのが定番です。

・エグシスープの主な材料

エグシ…手に入らない場合はヒマワリの種で代用できます。

肉…牛肉・鶏肉・羊肉・ヤギ肉など

魚介類…エビ・タラなどの白身魚・ザリガニなど

野菜…玉ネギ・小松菜・ほうれん草・トマト・オクラ・モロヘイヤなど

スパイス…赤唐辛子・塩・コショウ・タイム・チキンブイヨン・カレー粉など

植物油…ヤシ油・ピーナッツオイル・オリーブ油など

・エグシスープの主な調理法

エグシをフードプロセッサーで細かく砕き、水を加えてペースト状にします。

肉・魚介類を一口大にカットし、肉には塩をふっておきます。

玉ネギはみじん切りに、他の野菜は食べやすい大きさにカットします。

大きめの鍋に肉・魚・玉ネギ・水を入れ、沸騰したら丁寧にアクを取り除きます。

チキンブイヨン・タイム・カレー粉・塩・エビ・トマトを入れ、30分程度煮込みます。

その他の野菜を入れて数分煮込み、塩加減を調整します。

エグシのペーストと植物油を入れ、トロミがつくまで弱火で煮込みます。

トロミがついたら味見をして、足りないようであれば塩を足します。

器に盛り付けたら完成です。

終わりに

エグシスープは、ナイジェリアのポピュラーなスープ料理です。スパイシーな味わいが食欲をそそり、多くの食材を摂取することができます。現地以外ではあまり見かけない料理なので、興味のある方はご自宅で作ってみてはいかがでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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