オートミール:栄養豊富で健康食品としても近年注目の集まる加工品

オートミールとは、燕麦(エンバク)という穀物を脱穀して、調理しやすくした加工食品です。粥のような料理はもちろん、菓子の材料としても重宝します。

そんなオートミールの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

オートミールの歴史

オートミールの原料となる燕麦は、もともと中央アジアで自生していました。そして、約5,000年前からヨーロッパで作物として栽培するようになったと考えられています。

中央ヨーロッパを中心に栽培された燕麦は家畜用の飼料に使用され、食用とするのはスコットランドなどの一部地域だけでした。この習慣は長く続き、19世紀までは馬の飼料として認識されていました。

20世紀初頭になると品種改良が本格化し、燕麦の薬効に注目が集まります。さらに、燕麦をフレーク化する工業技術が発達したことで、アメリカを中心に世界各国で食されるようになりました。

オートミールの特徴

オートミールとは、燕麦を食べやすく加工した食品です。燕麦はイネ科の植物で、別名「オート麦」「オート」「カラス麦」とも呼ばれています。

アメリカでは粥のように調理したものを「オートミール」を呼びますが、その他の地域では燕麦を粉に挽いたものを「オートミール」として販売されています。

粉状のオートミールは保存がきき調理もしやすいため、料理や菓子の材料はもちろん、朝食用のシリアルとしても人気があります。

・オートミールの材料

燕麦(エンバク)

・オートミールの加工法

燕麦の皮をむき、挽き割ります。

蒸してローラーでつぶします。

粉に挽いたら完成です。

・オートミールの栄養素

オートミールは、精白を行なわず糠の部分を残した全粒穀物であるため、食物繊維やビタミン・ミネラルといった栄養を多く含んでいます。脂肪になりにくいという特徴もあり、健康食品のなかでもダイエットフードとして注目されています。

・オートミールを使用した主な料理

ポリッジ

オートミールに水を混ぜて加熱した粥。

塩・砂糖・ジャム・バターなどを好みで加えて食べます。

グルーエル

オートミールと水を混ぜて漉してから加熱する重湯。

グラノーラ

オートミールにココナッツ・砂糖・ハチミツ・シロップ・植物油・ナッツなどを混ぜ、オーブンで焼いたもの。

ゲッタ

オートミールと豚の挽肉・スパイスから作られるソーセージのような食品。

アメリカのオハイオ州シンシナティ周辺で食されています。

終わりに

オートミールは、燕麦から作られる栄養豊かな加工食品です。煮込めば簡単に食べられるため、忙しい朝の軽食として人気があります。スーパーマーケットで販売されていますので、興味のある方は一度購入してみてはいかがでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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