オベアタ:ナイジェリアの国民食として有名なピリ辛スープ

オベアタとは、西アフリカのナイジェリアで親しまれているスープ料理です。さらっとした舌触りながら、多くの具材の旨味が凝縮したスパイシーな味わいで、ナイジェリアの国民食とされています。別名で「ペペスープ」「ペッパースープ」と呼ばれることもあります。

そんなオベアタの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

オベアタの歴史

オベアタの発祥については、はっきり判明していません。しかし、ヨーロッパ人が持ち込んだ唐辛子やトマトを使用して作ることから、大航海時代以降に西アフリカの食文化と混ざって考案されたものだと考えられています。

オベアタの特徴

オベアタは、別名の「ペッパースープ」の意味通り、辛味がしっかり効きながらも淡白な味わいが特徴のスープです。

定番はヤギ肉・トマト・玉ネギなどですが、決まりは無いので各家庭で具材は異なります。また、ナイジェリアは海に面している国なので、肉ではなく白身魚と野菜のみで作られるレシピもあります。

一部地域では鶏肉のオベアタが特に体に良い・薬効があると考えられていて、風邪や熱症状の際の薬として食べられています。また、低炭水化物のであるため、食欲不振の人の胃腸に優しい食べ物として重宝しています。

オベアタの味付けは複数のスパイスを使用しますが、現在はペッパースープキューブという事前に混合したスパイスが販売されています。これは、ナイジェリアにある食品会社が製造しており、従来よりも簡単に調理することが可能になりました。

・オベアタの主な材料

肉…ヤギ肉・牛肉・鶏肉・羊肉など

魚介類…ナマズ・ザリガニ・白身魚など

野菜…玉ネギ・トマト・モロヘイヤ・オクラ・ネギ・ニンニク・ピーマンなど

ペッパースープキューブ

好みのスパイス…赤唐辛子フレーク・ナツメグ・ショウガ・シナモン・クローブ・塩など

ライムジュース

ハーブ類…パセリ・ミント・パクチーなど

・オベアタの主な調理法

肉・魚介類を一口大にカットします。

玉ネギはみじん切り、またはすりおろします。

他の野菜は食べやすい大きさにカットします。

深めの鍋に肉・魚・塩・玉ネギを半分・水を入れ、蓋をして30分程度煮込みます。

アクを丁寧にとり、ペッパースープキューブ・スパイス・残りの玉ネギを入れて約10分煮込みます。

よくかき混ぜて、ライムジュース・ハーブ類を入れて約5分煮込みます。

器に盛り付けたら完成です。

終わりに

オベアタは、ピリ辛ながらも素材の旨味が活きた淡白なスープです。健康にも良いと考えられており、ナイジェリアの一般家庭のポピュラー食といえます。興味のある方は、是非ご自宅で作ってみてくださいね。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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