キョフテ(コフタ):スパイシーなハンバーグ風のトルコの肉料理

キョフテはトルコの国民的な肉料理で、挽肉などにスパイスを混ぜたものを小判型に固めて焼いた食べ物です。ハンバーグのような見た目は日本人にも馴染みやすく、スパイスの効いた味としっかりとした食感は、いつもの食事に刺激を与えてくれそうです。そんなキョフテの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

◆キョフテの歴史

キョフテはトルコ料理の一つで、中東や南アジアでも広く食べられている肉料理です。スパイスを加えた挽肉を小判型に丸めて作られるキョフテは、地域によって「コフタ」、「コフテ」などとも呼ばれています。

キョフテはオスマン帝国時代から作られており、現在のトルコでは、高級レストランから路上販売に至るまで扱われ、約300種類ものキョフテが存在するといわれています。主な材料では、牛肉や鶏肉、魚、穀物、野菜がメインとして使われています。

◆キョフテの特徴

キョフテは、ハンバーグやミートローフのような肉料理で、細かく刻まれた具材とスパイスを混ぜ合わせて調理されます。一般的には、羊肉や牛肉が使われており、そこにみじん切りの玉ねぎ、卵、パン粉などの具材と、クミン、シナモン、コリアンダーなどのスパイスを混ぜてこね、小判のような平たく長細い形にしたものを加熱します。

加熱方法は、グリルや鉄板で焼くのが最も一般的ですが、炭火やオーブンで焼いたり、油で揚げたり、鍋で煮込んだり、蒸気で蒸したりする方法などもあり、地域や家庭によって様々です。

インド北東部のベンガル地方のキョフテは、主に羊肉、魚、テナガエビ、バナナ、キャベツなどから作られ、南アジアでは、スパイシーなカレーが使われるのが一般的のようです。また、固ゆで卵が使われることもあります。

トルコを含めた中東地域では、インドや東南アジアに比べるとスパイスが少なめで、辛さが控えめであるのが特徴です。また、一般的なハンバーグよりもサイズが比較的小さめに作られます。

・キョフテの主な材料

牛ひき肉、玉ねぎ(みじん切り)、パン粉、卵、塩、コショウ

スパイス…クミンパウダー、シナモンパウダー、コリアンダーパウダー

・キョフテの主な調理法

牛ひき肉、炒めた玉ねぎ、パン粉、卵、スパイスの材料、塩、コショウを加えてよく混ぜ合わせます。

小判のように平らで細長い形に形成し、フライパンで両面に焼き目がつくまでこんがりと焼いたら完成です。

お好みでトマトソースなどをかけて食べましょう。

◆終わりに

ハンバーグにそっくりなキョフテは、普段の食事にも抵抗なく取り入れられそうな料理ですね。いつものハンバーグや肉料理に飽きてきたら、香辛料を効かせたスパイシーなキョフテを試してみてはいかがでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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