サブダナ・キール:インドやパキスタンでとても人気のあるライスプティングのスイーツ

サブダナ・キールはインドやパキスタンでとても人気のあるライスプティングのスイーツです。大人から子どもまでが大好きというポピュラーなスイーツで、サブダナはタピオカ、キールはライスプティングの意味です。インドではお釈迦様が修業として断食を行った際、瀕死の状態になってしまったときに村娘のスジャータがサブダナ・キールを食べさせたことで悟りを得たという言い伝えがあります。

サブダナ・キールはパキスタンやインドでは日常的に食べられている人気のスイーツです。カレーなどの辛い食べ物が多いインドやパキスタンでは甘いサブダナ・キールをよく食べています。作り方もとても簡単です。温かいスイーツなので冬などの寒い季節によく食べられています。またパキスタンのほとんどのレストランで食べることができます。

サブダナ・キールの作り方

サブダナはタピオカのことです。インドやパキスタンでは乾燥したタピオカが普通にスーパーなどで販売されています。サブダナ・キールを作るときは、この乾燥タピオカを使います。

乾燥タピオカは2時間から半日ほど様子を見ながら水につけて戻しておきます。開封したばかりの乾燥タピオカは水戻し時間が短くなります。戻したタピオカと牛乳、砂糖、カルダモンパウダー、ナッツ類を一緒に煮込みます。

ナッツはココナッツがよく使われますが、加工していないアーモンドやクルミなどいろいろな種類のナッツを使うことができます。ナッツ類はスライスされているものが使いやすいですが、スライスされていなときは自分で砕いて使うといいでしょう。

まず牛乳(コンデンスミルクや練乳でも大丈夫です)とナッツ類、カルダモンパウダーを入れて煮込みます。ひと煮立ちしてナッツ類に火が通るまで5分から10分ほど煮込みます。

ここに水切りをしたサブタナを好みの量入れます。サブダナは鍋の底にくっつきやすいのでただひたすらかき混ぜることがポイントです。かき混ぜながら好みの量の砂糖を入れます。コンデンスミルクや練乳を使うと甘みとコクが増すようです。

5分から6分ほどかき混ぜているとサブダナが全体的になじんできます。サブダナがなじんだら完成です。牛乳の汁の量は好みで煮詰めることで調節します。さらっとしたミルク粥(かゆ)のようなサブダナ・キールやしっかり煮込んでプティングに近いものなど好みで作ることができます。

サブダナ・キールが完成したらしばらくそのまま放置して粗熱が取れたころが食べごろです。温かいサブダナ・キールを食べることが多いですが、冷蔵庫で冷やしたものを食べることもあります。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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