• HOME
  • 記事
  • アジア ,
  • シェマイ(ラッチャ・シェマイ):ミルク味の極細麺がおいしい南アジア伝統のデザート

シェマイ(ラッチャ・シェマイ):ミルク味の極細麺がおいしい南アジア伝統のデザート

シェマイは、細く伸ばした麺を揚げて牛乳や砂糖で煮て作られる、バングラデシュ発祥の伝統的なデザートです。イードの日には欠かせない食べ物で、極細の麺の食感や懐かしさを感じるミルク風味が人気でもあります。そんなシェマイの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

◆シェマイの歴史

シェマイは、揚げた極細の麺と牛乳、砂糖、スパイスなどを原料として作られる料理で、発祥地であるバングラデシュやインド西ベンガルの伝統的なデザートとして知られています。シェマイの麺は、極細パスタの「バーミセリ(イタリアの麺類の一つ)」といわれることもあります。

一般の麺料理のように食べられることは少なく、素揚げでクリスピーにしたものを料理やスナック、スイーツの具材として使われることがほとんどです。イード(イスラム教で定められた宗教的な祝日)のもてなしに欠かせない食べ物としても有名で、火の通りの早い家庭料理としても現地の人々に好まれています。

◆シェマイの特徴

シェマイは一般的に、インスタント食品のようなパックで販売されており、それを牛乳や砂糖、スパイスと混ぜて煮込み、レーズンやナッツ類、フルーツなどをトッピングして作るものです。

バングラデシュでは、スイーツとして親しまれているだけでなく、朝食などにパンで挟んで食べることもあるようです。イードのときには、ラッチャ・シェマイ、バングラ・シェマイなどといった様々な種類のシェマイがふるまわれています。

・シェマイの主な材料

パックのシェマイ(バーミセリ)、牛乳、練乳、砂糖、カルダモン、シナモン、ベイリーフ

トッピング…レーズン、ナッツ類、チェリー(お好みのもの)

・シェマイの主な調理法

鍋に入れた牛乳を中火で加熱してかき混ぜ続け、濃くします。

練乳、砂糖、カルダモン、シナモン、ベイリーフを入れ、砂糖が溶けるまでかき混ぜます。

ボウルにシェマイの一部を置き、レーズンとナッツの半量をふりかけ、シェマイの残りの部分で覆い、残りのレーズン、ナッツ、チェリーをふりかけます。

鍋から熱い牛乳を注ぎ、フタをして30分ほど置いたら完成です。

熱いままでも、冷蔵庫で冷やしてから食べても美味しいです。

◆終わりに

そうめんみたいな極細の麺や、どこか懐かしいようなミルクの風味が特徴のシェマイ。材料がそろえばすぐにでも作れてしまうので、急なお客さんへのもてなしにも最適な料理です。トッピングを工夫すれば見栄えにもこだわることができますね。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

関連記事一覧