チャパティ:インドの一般的に食べられている薄焼きパン

チャパティは、インドの一般家庭でよく食べられているアタと呼ばれる全粒粉を使って作られる薄焼きパンです。世界的にはカレーと一緒に食べるパンとしてナンがよく知られていますが、本場インドの一般家庭ではチャパティを食べる人がほとんどです。

チャパティは全粒粉を塩と水を加えてこねて作ります。ナンはインドでは高級といわれる精製した小麦粉を使います。また生地を発酵させる時間が必要です。さらにナンはタンドールという大きな土釜を使って焼き上げます。タンドールは高価なためインドではタンドールがない家庭がほとんどです。そのため安価で簡単にフライパンなどで焼くことができるチャパティが主食となっています。インドではタワーと呼ばれる丸い鉄板で焼き、そのあと直火で焼いて膨らませています。

チャパティは全粒粉でつくった生地を12cm程度の円形に伸ばして焼いたものです。その形状はクレープやトルティーヤによく似ています。またチャパティはナンのように発酵させる時間がないので短時間で作ることができます。チャパティは道具さえあればどこでも作ることができます。

チャパティの作り方

チャパティの材料は全粒粉、塩、水だけのとてもシンプルなものです。インドではアタと呼ばれる全粒粉を使います。

全粒粉に塩、水を混ぜてこねます。生地がしっとりとまとまるまでこねたらラップなどをかけ30分ほど生地をねかせます。

生地がなじんだらチャパティ1枚分ずつ丸めておきます。丸めた生地をめん棒で1個ずつ薄く伸ばしていきます。

インドでは伸ばした生地をタワ(チャパティを焼く鉄製のフライパン)で焼きます。なければ家庭で使っているフライパンを使って焼くことができます。フライパンで焼くときは油をひかずに両面を焼きます。タワーがないときは、鉄製のフライパンで焼くときれいに仕上がります。チャパティを焼くことがうまくなると膨らむようになります。布巾で抑えながら焼くとうまく膨れるようです。

チャパティのアレンジ

チャパティと同じ生地をタワーやフライパンで焼くのではなく油で揚げると「プーリー」と呼ばれるパンになります。

チャパティの生地を作るときにアルガンオイルやバターを混ぜることで、コクのあるリッチな生地が出来上がります。

また生地をオイルやバターを混ぜながら折りたたんでパイのように層を作って焼く、またはゆでたジャガイモや青唐辛子を刻んで混ぜ込んで焼くとパラーターと呼ばれているパンになります。

出典(Wikipedia):https://ja.wikipedia.org/wiki/チャパティ

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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