ドロースープ:ナイジェリアではポピュラーなネバネバ系スープ

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ドロースープとは、ナイジェリアの南東部・南西部で人気のある料理の1つです。オクラやオグボノ(ワイルドマンゴー)の種子を使用することで、独特の粘り気が出て食べ応えのあるスープとなります。
そんなドロースープの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

1)ドロースープの歴史

ドロースープ発祥についての記録は残っていませんが、ドロースープに使用されるオクラは奴隷船で運ばれたものであると分かっています。そのため、奴隷貿易が行われた15世紀以降に考案された料理だと推測できます。

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2)ドロースープの特徴

ナイジェリアでは数十種類以上のスープのレシピがあると言われていますが、そのなかでも特に人気なのがドロースープです。

オクラやオグボノ(ワイルドマンゴー)の種子を使用することでネバネバしたとろみが発生し、旨味を閉じ込めています。具材はモツや干し魚を入れるのが特徴で、独特な臭みがクセになる料理です。

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オグボノは健康食としても注目を集めていて、カルシウム・鉄・炭水化物・タンパク質などの栄養もバランスよく摂取することができます。

・ドロースープの主な材料

オクラ、またはオグボノ(ワイルドマンゴー)の種子
肉…ヤギ肉・牛肉・鶏肉・牛皮・牛モツなど
干し魚… タラ・燻製ナマズなど
野菜…玉ネギ・ほうれん草など
スパイス…ブイヨンパウダー・カイエンペッパー・塩・コショウ・ザリガニの粉
植物油…パーム油・オリーブ油など

・ドロースープの主な調理法

《下準備》

牛皮・牛モツを使用する場合は、予め1~2時間程度煮込んで柔らかくしておきます。
肉を一口大にカットします。
干し魚をお湯に数秒浸して洗い、一口大にカットします。
野菜は洗って食べやすい大きさにカットします。

《本調理》

鍋に肉を入れ、塩・コショウ・ブイヨンパウダーを入れて炒めます。
10分程度炒めたら水を入れ肉が柔らかくなるまで煮込み、途中で水が減ったら継ぎ足します。
干し魚・植物油・ザリガニの粉を加えて混ぜたらさらに10~15分煮込みます。
塩・コショウ・オクラ、またはオグボノ(ワイルドマンゴー)の種子を入れて、5分程度かき混ぜます。
一旦味見をして、塩・コショウ・ブイヨンパウダーで調整します。
野菜を加え、3分程度煮込みます。
器に盛り付けたら完成です。

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3)終わりに

ドロースープは、スパイスの香りと具材のコクが特徴的なナイジェリア料理です。ネバネバ系のスープなので好き嫌いが分かれますが、一度食べるとやみつきになります。手に入りにくい食材もあり自宅で作るにはハードルが高いかもしれませんが、厳密なレシピがあるわけではないので自己流アレンジで挑戦してみるのもおすすめです。

※本記事はコロナウイルス感染拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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