ババ:ロシアやポーランドで愛される伝統的なお菓子

ババはラム酒風味のシロップを染み込ませたケーキのようなお菓子です。ポーランドではキリストの復活祭であるイースターのお菓子としても親しまれています。
そんなババの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

※ババの元となったクグロフ

1)ババの歴史

ババは18世紀頃、貴族であるスタニスワフ・レシチニスキが歯痛を訴えたため、宮廷の料理人がクグロフというお菓子にラム酒をかけ食べやすくしたのが始まりと言われています。
そのお菓子を気に入ったスタニスワフは自身の愛読書である「アラビアンナイト」に登場するアリババから「ババ」という名前をつけ、宮廷で人気となったババは周辺国でも親しまれるようになりました。

2)ババの特徴

ババはロシア・ポーランド・イタリアなどで作られているお菓子です。素朴な味わいにラム酒がアクセントとなり紅茶によく合います。

ロシアには約40種類以上もレシピがあると言われており、各家庭でアレンジしながら楽しまれてきました。

・ババの主な材料

『生地の材料』

バター

ドライイースト

砂糖
レーズン
小麦粉
ラム酒、またはラム風味シロップ

『シュガーコーティングの材料』
砂糖

レモン汁

・ババの主な調理法

調理する数時間前にレーズンをラム酒につけ、ふっくら柔らかくなるまで置きます。
バターと卵を常温に戻します。
半量の小麦粉とドライイーストを合わせ、水を少量ずつ分けて加えながら混ぜていきます。
ある程度まとまったら粉っぽさがなくなるまで手で捏ねます。
ボウルに蓋をして三時間程度置き、生地が発酵してふくらむのを待ちます。
生地が柔らかく伸びる状態になったら卵、砂糖、塩を入れ混ぜ合わせます。
混ざったら残りの小麦粉を加え再度手で捏ね、粉っぽさがなくなったらバターを少量ずつ加えさらに捏ねていきます。
全体がまとまったら生地を平な場所に移し、レーズンを混ぜ込みます。
生地を小さく切り分けケーキ型に入れたらラップをし、再度時間を置いて発酵させます。
表面に溶き卵を塗ってオーブンで焼き上げます。
焼き上がったら数カ所爪楊枝で刺し、ラム酒やシロップを塗り染み込ませておきます。
鍋に砂糖、水を入れ火にかけシュガーコーティングを作ります。
沸騰したらレモン汁を入れ、火から下ろし冷まします。
冷めたら白っぽくなるまでよくかき混ぜ、焼き上がった生地に塗ってコーティングしたら完成です。

3)終わりに

ババはもともと宮廷で食されていました。ロシアやポーランドを訪れる機会があれば、貴族の暮らしを想像しながら素朴なババの味わいを楽しんでみてくださいね。

出典:Wikipedia ババ

※本記事はコロナウイルス感染拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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