ビーフストロガノフ:まろやかな肉が魅力のロシアの煮込み料理

ビーフストロガノフは牛肉を使ったロシア発祥の煮込み料理で、世界的にも広く知られています。もとは貴族の間で食べられており高級料理のイメージがありましたが、いまでは一般的で身近な料理となりました。そんなビーフストロガノフの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

◆ビーフストロガノフの歴史

ビーフストロガノフの考案者や時代についてはいくつか説がありますが、最も有力なのは18世紀頃の貴族アレクサンドル・セルゲーエヴィチ・ストロガノフのために作られたというものです。高齢になったストロガノフは多くの歯が抜けてしまい、好物のビーフステーキが食べられなくなってしまいました。そこで肉を食べやすい大きさに切ってやわらく煮込み、歯がなくても食べられる料理が考案されたというものです。

ビーフストロガノフのレシピは20世紀初頭にロシアの料理本に登場するようになり、ソ連時代から人々に広く知られていきました。今では日本でも定番メニューとなり、家庭用に固形のルーが売られるなど馴染みある料理となっています。

◆ビーフストロガノフの特徴

ビーフストロガノフは細切りにした牛肉、玉ねぎ、マッシュルームなどをバターで炒めてトマトソースで煮込み、最後にスメタナ(サワークリーム)を入れて仕上げます。白米やバターライスと一緒に食べるのが定番ですが、パスタやじゃがいもなどに合わせる食べ方もあるようです。またメインの具材として牛肉が使われますが特に決まりはなく、本場ロシアでは鶏肉や豚肉を使ってアレンジされたレシピも見られます。

・ビーフストロガノフの主な材料

牛ヒレ肉(3~4cm大の細切り)・
玉ねぎ(薄切り)・
きのこ(マッシュルームやしめじ)・
バター
小麦粉
塩・コショウ
赤ワイン
トマトピューレまたはケチャップ
ソース
コンソメ
ローリエ
サワークリーム
イタリアンパセリ

・ビーフストロガノフの主な調理法

フライパンでバターを熱し、塩・コショウ、小麦粉をまぶした牛肉を炒め火が通ったらいったん取り出します。
再度フライパンでバターを熱し玉ねぎ、きのこを炒め、赤ワインを入れ煮詰めます。
ある程度煮詰まったらトマトピューレまたはケチャップ、ソース、コンソメ、ローリエを加え煮込み、最初に炒めた牛肉もフライパンに戻します。
サワークリーム、塩・コショウで味を整え、お好みでイタリアンパセリを散らしたら完成です。

◆終わりに

ビーフストロガノフは、そのこってりとした見た目からも食欲をそそられますね。やわらかく煮込まれた肉の食感やまろやかなうま味をたっぷりと味わえるのも魅力です。自宅でも作ることができるので、興味のある方は食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

出典:Wikipedia ビーフストロガノフ

※本記事はコロナウイルス感染拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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