ボルシチ:ウクライナ発祥の栄養たっぷりスープ

ボルシチはウクライナ発祥の料理で、トムヤムクンやブイヤベースを含む世界三大スープのうちの一つです。ロシアをはじめ東欧諸国にも伝わり、現在ではそれぞれの国の定番料理として楽しまれています。そんなボルシチの歴史と特徴について詳しく解説していきます。

◆ボルシチの歴史

ボルシチは19世紀頃に誕生し、そのルーツは古代ローマにあると言われています。ローマ時代の人々は農民と兵士を兼業し疲弊していたため、疲労回復に効果のあるテーブルビートを使いスープを作りました。やがてそのレシピはウクライナに伝わり、寒い環境で体を温めエネルギー源にもなる万能料理「ボルシチ」として愛されるようになりました。

◆ボルシチの特徴

ボルシチはテーブルビートと肉、野菜を煮込んで作るスープで、仕上げに「スメタナ」と呼ばれるサワークリームを添えます。使う具材に決まりは無く、ソーセージやハム、根菜を入れるなど地域や家庭によって様々です。ウクライナではパンプーシュカと呼ばれる丸いパンと一緒に食べるのが定番となっています。

《ボルシチの主な材料》

お好きな肉
テーブルビート
サワークリーム
ジャガイモ
ニンジン
キャベツ
タマネギ
ニンニク
コンソメ
トマトペースト
オリーブオイル
ローリエ
バター
塩コショウ

ディルまたはパセリ

※ボルシチのレシピサイト

◆終わりに

テーブルビートは「食べる輸血」や「奇跡の野菜」と呼ばれる栄養満点の食材です。高血圧、動脈硬化の予防や肝機能向上効果もあると言われています。そんなテーブルビートをたっぷり使ったボルシチは鮮やかな赤で見た目も美しく、食べると心も体も元気にしてくれそうです。自宅でつくることもできるので、興味のある方はぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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