ジョージ・ルーカス:『スター・ウォーズ』、『インディ・ジョーンズ』を手掛けた映画監督

ジョージ・ルーカスは1944年5月14日アメリカ合衆国カリフォルニア州モデストに生まれた映画監督です。『スター・ウォーズ』シリーズや『インディ・ジョーンズ』シリーズをはじめとした世界的ヒット作を制作したことで知られ、世界的に成功した映画監督としても有名です。そんなジョージ・ルーカスの人生と作品について詳しく解説していきます。

■ジョージ・ルーカスとは

※カリフォルニア州モデスト

ジョージ・ルーカスは1944年5月14日アメリカ合衆国カリフォルニア州モデストに生まれました。少年時代はテレビ映画やコミックに熱中するようになり、その影響もあってかロサンゼルスの南カリフォルニア大学映画学科に入学。南カリフォルニア大学は映画に関する専門学科を世界的にも早く設置したことで知られる大学であり、ルーカスは短編を多く制作していきました。また学生時代に制作した『電子的迷宮/THX 1138 4EB』は数々の映画賞を受賞したことにより、ルーカスは徐々にその名前を知られる存在になっていきました。

※画像はイメージです

卒業後ワーナー・ブラザーズのスタジオで研修を受けることになり、そこで『フィニアンの虹』を撮影中だったフランシス・フォード・コッポラと出会って意気投合すると、映画製作者のための環境を作ることを目指したコッポラのアメリカン・ゾエトロープ社の副社長に就任。その後自らの映画会社「ルーカス・フィルム」を設立し、1973年に制作した『アメリカン・グラフティ』は大ヒット。また『スター・ウォーズ』シリーズを制作したことにより、その人気を不動のものとしました。また『インディ・ジョーンズ』シリーズをはじめとした娯楽映画を制作する一方、2012年には第二次世界大戦時に空軍参加した黒人パイロットの物語『レッド・テイルズ』を公開し、多様なジャンルの作品を手がけるようになっていきました。

2012年にはウォルト・ディズニー・カンパニーによりルーカス・フィルムが40億5000万ドルで買収され、その利益のほとんどを手に入れたものの、大半を慈善事業に寄付。莫大な利益を得たのにもかかわらず、近くのハンバーガーショップでバーガーを食べる姿が目撃されるなど自身の生活は質素であり、まさに映画に人生の大半を注ぎこんでいるといえます。

■ジョージ・ルーカスの作品

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ジョージ・ルーカスの作品の特長は、ルーカス自身が編集者として活躍していたこともあり、最新の技術を導入している点でしょう。『スター・ウォーズ』シリーズ第一作ですでにドルビー・サウンドを導入しており、また世界最初のノンリニア編集システム『EditDroid』開発を支援するなど、映画そのものはもちろん、映画館の音響設備が大きく改善されるきっかけにもなりました。

・『アメリカン・グラフティ』 1973年

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本作品は1973年に制作された作品で、ルーカス自身の高校生活をベースに描かれた作品です。

1962年9月のはじめ。カートとスティーブは高校を卒業し、東部の大学に入学することになっていました。高校最後の夏を楽しもうといつものたまり場である「メルズ・ドライブイン」にやってきた二人だったものの、カートは町を去ることに対して迷いが出始めていました。

カートとスティーブは母校の卒業ダンスパーティーに行くことに詩、途中で白いサンダーバードに乗ったブロンドの美上に一目ぼれ。一方で不良グループの「ファラオズ」に付きまとわれてしまいます。

・『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』 1977年

本作品は1977年に制作された作品で、ルーク・スカイウォーカーを主人公とする旧三部作の第一章『エピソード4』にあたる作品です。

ジェダイ騎士団と旧銀河共和国が滅亡してから長い月日が過ぎた時代、銀河系は銀河帝国による圧政が強いられ、人々は苦しめられていました。そんな中叛乱同盟軍のスパイが帝国軍の宇宙要塞であるデス・スターの極秘設計図のデータをひそかに盗み出すことに成功。皇帝はもっとも信頼を置くシスの暗黒卿ダース・ベイダーに背㏍リズ奪還と反乱軍の本拠地発見を命じられます。

その一方反乱軍の指導者のひとりレイア・オーガナ姫は惑星オルデランへの帰還の途場だったものの、帝国軍のスター・デストロイヤーに襲撃されてしまいます。レイアは養父であるベイル・オーガナ元老院議員の友人オビ=ワン・ケノービに助けを求めるべく、ドロイドのR2-D2にメッセージとデス・スターの設計図を託し、R2-D-2とC-3POは舟から脱出することに成功。砂漠の惑星タトゥーインに漂着します。

そこで2体を見つけたのは、農場手伝いの青年ルーク・スカイウォーカーでした。R2-D2は夜中にルークの元を抜け出し単身でオビ=ワンにメッセージを届けようとするものの、野党の襲撃に合い、近所に住む老人ベン・ケノービに助けられることとなります。

・『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』 1981年

本作品は1981年に制作された作品で、『インディ・ジョーンズ』シリーズ第一作となった作品です。アカデミー賞視覚効果、編集、美術、音響賞を受賞したほか、世界興行収入3億8000万ドルの大ヒットを記録したことでも話題になりました。

プリンストン大学で教鞭をとる考古学者インディアナ・ジョーンズ教授は、冒険家でもあり世界の宝物を見つけ出す凄腕のトレジャーハンターでもありました。ある日陸軍諜報部からナチス・ドイツがタニスの遺跡を発見して、聖櫃の発掘に着手したという情報が舞い込み、インディはナチス・ドイツの手に聖櫃が渡るのを阻止するべく再び冒険に出ることになります。

・『ラビリンス/魔王の迷宮』 1986年

本作品は1986年に制作された作品で、主人公と魔王以外はほとんどがマペットで演じられている作品です。

15歳のサラは多感な空想の世界に遊ぶのが大好きな少女。両親が外出するために異母弟であるトビーの子守を任されたサラだったものの、なかなか泣き止まないトビーにうんざりしたサラは「お願い、今すぐこの子をどこかへ連れてって」とおまじないを叫んでしまいます。するとさらに興味を抱いていたゴブリンの魔王ジャレスはサラの言葉を聞き届け、弟のトビーをゴブリンの世界「ラビリンス」にさらっていってしまいます。

あわてて弟を返してもらうべくジャレスと交渉するサラだったものの、13時間以内に迷宮を抜けて自分の城に到着するという試練を与えられてしまいます。13時間以内にトビーを連れ戻さなければトビーはゴブリンに変えられてしまうと聞いたサラは、勇気を出して不思議な迷宮ラビリンスに向かうのでした。

■おわりに

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ジョージ・ルーカスは『スター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』シリーズなどの大ヒット映画を制作したことで知られる映画監督です。そうした作品のほかにも、マペット作品や社会的メッセージを含む作品など多様な作品を展開しています。ルーカス作品に関心のある方は、ぜひそういった作品も鑑賞してみてはいかがでしょうか。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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