インドネシア:バリ島だけじゃない、魅力的な観光スポット13選まとめ

インドネシアの観光地といえばバリ島が思い浮かぶかもしれませんが、実はインドネシアにはバリ島以外にも魅力的な観光スポットがたくさんあります。

ジャワ島やスマトラ島、カリマンタン島など無数の島から成り立つインドネシアは、それぞれの島により文化や慣習が異なるのが特徴。
せっかくインドネシアに訪れるなら複数の島へ訪れて島ごとの違いを感じても良いかもしれませんね。
今回の記事では様々な文化が入り乱れるインドネシアでおすすめの観光スポットを紹介していきます。

インドネシアの基本情報

インドネシアは1億以上の島々から成り立つ東南アジア諸国の1つ。
人口は約2億4,000万人で、そのうちの70%がイスラム教徒である世界屈指のイスラム大国として知られています。
公用語はインドネシア語ですが、それぞれの島により独自の地域言語が使われているのが特徴として挙げられます。
ジャワ島であればジャワ語、バリ島であればバリ語などその土地に住む人々の間だけで使われる共通言語があるのもインドネシアの面白さだと言えるでしょう。

インドネシアのおすすめ観光スポット13選

国土面積の広いインドネシアには魅力的な観光スポットが無数にあります。特にインドネシア経済の中心とも呼べるジャワ島には、最も多くの観光スポットが集まっていると言えるでしょう。

ここではジャワ島をメインに13カ所紹介します。

1.Borobudur(ボロブドゥール遺跡)

ジャワ島中部にあるボロブドゥール遺跡は、ジャワ島で最も有名な観光スポットと言っても過言ではありません。
石の上に建てられた仏塔には宗教的な絵が刻まれ、それらの絵からは仏教の教えに基づいたストーリーが読み取れます。遺跡に刻まれたストーリーをよく知りたい人はあらかじめガイドをつけておくとより理解が深まるためおすすめです。

またボロブドゥール寺院の魅力は、遺跡に刻まれた絵の他に最上階から見渡せるジョグジャカルタの街並みにあります。

遠くに山々が見えるジョグジャカルタの街並みは、自然の雄大さが感じられる絶景とも言える光景です。最上部まで登るのは少し大変かもしれませんが、ぜひ軽い運動がてら登ってみてはいかがでしょうか。

2.Prambanan(プランバナン寺院)

ボロブドゥール遺跡と同様、ジャワ島で有名な遺跡といえばプランバナン寺院です。
プランバナン寺院とボロブドゥール遺跡は同じジャワ島中部にあるため、1日でまとめて観光する人が多いようです。

東南アジア最大規模の寺院であるプランバナン寺院は圧倒されるほど迫力のある規模感が見どころ。天井が尖った寺院が無数に並び、インドネシアの空に向かって高く突き出す姿からは力強さを感じられます。

また『ラーマヤナ』という神話をもとに建てられた寺院で、いたるところにラーマヤナ神話を感じさせる神秘的な彫刻が施されています。ラーマヤナ神話をよく理解していない人であっても、寺院の彫刻を見ているだけで何となくストーリーがつかめてしまうのが面白いポイントです。

3.National Monument(独立記念塔)

インドネシアの歴史を感じるには、首都ジャカルタにそびえ立つ独立記念塔へ訪れましょう。
その名の通り、インドネシアの独立を記念して建てられたのが独立記念塔です。1961年に建設が開始し、14年後の1975年に一般公開がされました。

独立記念塔は高さ137メートルという巨大な規模感もさることながら、まばゆいほどの真っ白な外壁が目を引きます。ここまで白いのは外壁にすべて大理石が使われていることが理由として挙げられるでしょう。また地下がインドネシアの歴史博物館になっていて、そこではインドネシアが独立するまでの歴史や独立に至った経緯を知れます。
最上階の展望台からは、経済的に成長を続けるジャカルタの街並みを一望できます。

4.Ijen Volcano(イジェン火山)

イジェン火山は、ジャワ島の最東端にある町バニュワンギに位置します。

火山といえば赤く燃えさかる炎が通常ですが、このイジェン火山では幻想的なほど真っ青な炎が燃えていて、この『世にも珍しい青い炎』を見ようと多くの観光客がこの場所に足を運ぶのです。

現地までは自力で行けないこともないですが、かなりの危険を伴うためおすすめはしません。
なぜなら有毒ガスを発生する活火山です。自力で登山しようとすれば遭難の可能性だけでなく、有毒ガスを吸い込んで身体に悪影響を与えることにもなりかねません。
そのためどこか旅行会社のツアーに申し込み、万全な準備をしてから向かうようにしましょう。

5.Istiqlal Mosque(イスティクラル・モスク)

イスラム教徒が大半を占めるインドネシアには、街のいたるところにモスクと呼ばれる礼拝所を見かけます。
その数あるモスクのなかでも、東南アジア最大級の大きさを誇るのがジャカルタにあるイスティクラル・モスクです。

イスティクラル・モスクはとにかく規模が大きいのが見どころ。祈祷スペースと呼ばれるだだっ広いスペースでは、お祈りしている人や横に寝そべって休憩している人など地元のインドネシア人が自由に過ごしている姿が目に入ります。
館内は自由に見学できるため、実際にモスクのなかがどうなっているのかを自身の目で見て知ることができます。
すぐ目の前にあるキリスト教会のジャカルタ大聖堂とセットで見学すると良いでしょう。

6. Komodo National Park(コモド国立公園)

スンバワ島とフローレス島の間にある、インドネシアの大自然で作られた壮大な公園がコモド国立公園です。
太古からの自然がそのままに残ったコモド国立公園では、他の公園で見られないような珍しい動植物に出会えます。

『コモドドラゴン』の名で有名なコモドオオトカゲもコモド国立公園に住む珍しい動物の1つでしょう。
体長約3メートル体重約70キロのコモドドラゴンはここでしか見られない貴重な動物です。その他コモドドラゴン以外にも陸に住む動物だけでなく変わった海洋生物に出会えます。

ダイビングが好きな人は、コモド国立公園のダイバースポットでダイビングをしつつ海洋生物の観察をしてみることをおすすめします。

7.Taman Mini Indonesia(タマン・ミニ・インドネシア)

インドネシアは、それぞれの土地ごとに異なる民族や人種の人々が生活しています。
島や地域によって独自の生活様式や言語が存在するため、同じインドネシアであってもまったく異なる文化が発展しているのです。それら土地ごとの文化を一気に知れるのが、ジャカルタにあるタマン・ミニ・インドネシアというテーマパークです。
タマン・ミニ・インドネシア園内には、ジャワ島やスマトラ島、カリマンタン島などその土地独自の住居が建ち並んでいます。島によって家の建築が異なるため、それらの家々を見ているだけでインドネシアの多様性を感じられるでしょう。

その他にも公園エリアや博物館エリアなど複数のエリアが用意されています。敷地が広いため散歩がてら色々と散策してみると面白いはず。

8.Ancol Jakarta Bay City(アンチョール・ジャカルタ・ベイシティ)

家族や友人と思い切り遊びたい人はジャカルタにあるアンチョールがおすすめです。

アンチョールとは公園や遊園地、ゴルフ場など複数の娯楽施設が1つの敷地に集結したジャカルタを代表するテーマパーク。とにかく敷地が広いため1日ですべてを見て回ることは不可能です。
アンチョールで人気の遊園地エリアでは、ジェットコースターやコーヒーカップといった定番アトラクションに観光客が集まりエリアは混雑状態。

それ以外にもプールやウォータースライダーなど大人から子供まで楽しめる施設が豊富にあります。
観光スポットが少ないと言われるジャカルタで丸一日思い切り遊びたいならアンチョールで決まりです。

9.Lombok Island(ロンボク島)

バリ島から東に50キロ進んだところにあるのがここ数年で人気が高まりつつあるロンボク島です。この島の魅力はなんといっても透明度が高く美しいビーチにあると言えるでしょう。

数あるロンボク島のビーチのなかでもスンギギビーチは美しいだけでなくサーフィンをするのにも最高のスポットとして人気を集めています。

スンギギビーチの他にもリンジャニ山と呼ばれる活火山もこの島では有名な観光スポットです。インドネシアで3番目に高いリンジャニ山山頂では、乳白色のカルデラ湖であるセガラ・アナ湖が見られます。登山が好きな人は挑戦してみてはいかがでしょうか。

10.Gili Trawangan Island(ギリトラワンガン島)

ロンボク島同様、バリ島からジェット船で訪れられる秘境の1つがギリトラワンガン島です。バリ島付近にはギリ島と呼ばれる島が3つあり(ギリトラワンガン島、ギリメノ島、ギリアイル島)、そのなかでもギリトラワンガン島は最も観光客からの注目を集めています。

ギリトラワンガン島の面積はさほど大きくなく、島1周は自転車を使い1時間半程度で可能。真っ青な美しいビーチを見ながらするサイクリングは涼しげな風が心地良い贅沢なひとときです。

パーティーアイランドという別名を持つこの島はビーチ沿いにおしゃれなバーやカフェ、レストランが建ち並び、それらの飲食店は夜になるとライトアップされ華やかになります。

しばらく現実世界のことは忘れてゆっくりしたい人は、ギリトラワンガン島で非現実的な世界に浸るのがおすすめです。

11.Bromo Mountain(ブロモ山)

ジャワ島の東にあるブロモ山は『世界の終わりのような景色』が見られることで評判の活火山です。月面のクレーターのようなデコボコした地面は、溶岩が流れたことにできる溶岩流の跡。壮大な溶岩流の跡からはブロモ山が持つ自然の力強さを感じられます。遠くから眺めるだけでも十分にその壮大さを感じられますが、どうせなら実際に山頂まで登ることをおすすめします。

ツアー会社のパッケージを利用し、山の中腹部まではジープで移動するのが最も簡単。そこからは自力で登るか、馬に乗って山頂まで目指すと良いでしょう。

サンライズが有名なため、日が昇る前に山頂に登頂するのがベストです。立ちこめる霧の中から徐々に顔を出す太陽はまさに絶景とも言える幻想的な光景を見せてくれるのです。

12.Thousands Island(サウザンド諸島)

あまり多くの人には知られていませんが、ジャカルタから1時間ほど船に乗ることで『楽園』と呼ばれる島々に辿り着けるのです。

インドネシア語で『プロウスリブ』と呼ばれるサウザンド諸島(千の島々)は、大小合わせて数百の島々からなる諸島のことを指します。そのうち実際に足を踏み入れられるリゾート地は十数の島だけで、それ以外は進入禁止の無人島です。

サウザンド諸島では、美しい海はもちろん多様な海洋生物が見られるのも魅力。ダイビングやシュノーケリングをすれば他の海では見られないような色鮮やかで珍しい魚たちを見られるでしょう。観光地の少ないジャカルタに飽きたなら、少し足を伸ばして美しい海を見に行ってみることをおすすめします。

13.Bali Island(バリ島)

ここまででバリ島以外のインドネシアの観光地を紹介しましたが、それでもやはり「インドネシアに行くならやはりバリ島は外せない!」という人も多いのではないでしょうか。

確かにバリ島はインドネシアを代表する観光地であり、バリ島は他のインドネシアの島々とは異なる雰囲気を持ちます。そのため、1度は訪れておく価値があると言えるでしょう。

イスラム教徒が大半を占めるインドネシアですが、バリ島に住むバリ人のほとんどはヒンドゥー教徒。そのためジャカルタにあるようなムスリムのモスクではなく、ヒンドゥー教の寺院が多く見られます。

その他ビーチや森林など豊富な自然を持ち、見所は盛りだくさん。これからインドネシアを訪れる人は、定番の観光地バリ島も要チェックです。

さいごに

無数の島々からなるインドネシアは、それぞれの土地によって文化や風習が異なります。そのため、短期間で国を理解することはとても難しいでしょう。インドネシアを旅行するなら、まずは興味のある島に降り立ちその島をよく知るところから始めることをおすすめします。そこでインドネシアを気に入ってから、また違う島へ訪れてみてはいかがでしょうか。

島が違うだけで「本当に同じ国なのだろうか?」と感じるほど、まったく異なる世界が広がっている、そんなインドネシアの奥深さの虜になるはずです。

※本記事はコロナウイルス感染拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

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