パワーパフガールズ:海外アニメの金字塔の魅力を徹底解剖

パワーパフガールズとは、超人的な能力を持つ幼稚園児3人が悪と戦うアメリカ発のアニメです。子ども向けアニメでありながら、内容はブラックなジョークや鋭い風刺が特徴で、大人からも高い支持を受けています。

パワーパフガールズは、クレイグ・マラッケンが短編作品として発表したアニメを原作に、アメリカで製作されたアニメです。全米ではもちろん世界中でも大人気の作品で、数々の賞を受賞してきました。アメリカアニメの代表作でもある、パワーパフガールズの魅力を徹底解剖していきます。

1.パワーパフガールズの概要

まずは、パワーパフガールズについて簡単に説明をしていきましょう。

1-1.作品の世界観

パワーパフガールズは、「タウンズビル」というビルに囲まれた街が舞台です。どこかNYを彷彿とさせるこの街で、彼女たちは活躍します。1人の科学者が砂糖をはじめとした、ラブリーなものをいっぱい混ぜ合わせて可愛い女の子を作ろうと実験中、驚異的なパワーを秘めた「ケミカルX」を混ぜ合わせてしまったことで、スーパーマンのような能力をもつ幼稚園児3名が誕生します。彼女らがパワーパフガールズとして、世界を守るのです。

この構図は、アメリカコミックにみられる何らかの実験の失敗によってヒーローが生まれるという流れを汲んでいます。

1-2.作品で活躍する主人公たち

作品に登場する主人公は3人。彼女らのキャラクターの特徴に惹かれ、ファンになっている人も少なくありません。それぞれのキャラクターの魅力を紹介していきましょう。

ブロッサム
正義感が強く、冷静で頭脳明晰なブロッサム。彼女はパワーパフガールズのリーダーとして活躍をします。オレンジ色のポニーテールと、赤いリボンがトレードマークです。

バブルス
バブルスは言語能力に長けており、スペイン語や中国語、日本語など様々な言語を話します。得意技はパンチで、悪い敵を爽快に倒すことができます。黄色のポニーテールと青い衣装がトレードマークです。

バターカップ
ショートボブのおかっぱ頭がトレードマークのバターカップは、他のメンバーに比べて短気で喧嘩っ早く、勝気な性格を持っています。他のメンバーのように、言語に長けている、頭脳明晰である等の能力はないものの、毎回何か事件を引き起こすトラブルメーカー的存在です。

1-3.作品の展開

パワーパフガールズは、多くが1話完結で悪と戦うという内容です。話が話数を超えて続くことがほとんどないため、途中から視聴しても作品を楽しむことができます。基本的には悪を懲らしめるという内容ではありますが、時には悪役が正義側として活躍するなど、破茶滅茶な内容なこともあります。

しかし、そんなストーリー展開の中でもパワーパフガールズたちの個性的な表情や仕草などが可愛いと、世界から支持を受けています。

1-4.グッズ展開

この作品は、多くのグッズも販売しています。子ども向けのものばかりだけでなく、コスメグッズも販売されているほどです。大人向けのグッズも多く取り揃えられているので、年齢を問わずパワーパフガールズのグッズ集めに夢中になっている人もいるそう。

また、LINEスタンプも発売されており、コミュニケーションツールとしてパワーパフガールズを使うことができます。

1-5.新キャラの登場

2018年には新キャラのガールズが登場しました。水色の髪に濃い色の肌が特徴のブリスというキャラクターです。彼女はパワーパフガールズの初期キャラクターという設定で、3人よりも先に作られたガールズです。4人になったパワーパフガールズの作品は、今後も目を離せません。

2.ブラックユーモアとパワーパフガールズ

パワーパフガールズの作中には、ブラックユーモアが多く散りばめられています。悪が完全に悪いという構造ではなく、時にはパワーガールズたちが悪さをすることもあります。その内容にはブラックユーモアも含み、風刺や少し度がすぎた表現が特徴的です。

例えば、世界から集めた貴重なものを保管する博物館から、大切にしている宝石が盗まれてしまった時、ガールズが激しい捜査をして館内を破壊し、館長が失神してしまう、といった独特な表現も多く散りばめられています。

また、当時流行したものや名作のパロディが多く散りばめられているため、子どもだけでなく大人が見ても楽しく見ることができるのも特徴です。パワーパフガールズを手がけたクレイグは、日本のアニメ作品を見て育った人物であり、作品にもロボットや可愛いモンスターが多く登場します。

このようにブラックジョークや風刺が多く含まれることから、新作アニメを公開するたびにインターネットで話題になりました。

3.パワーパフガールズの受賞歴

ただのアニメ作品として子どもから人気であるわけではありません。アメリカでは映像作品として高く評価され、数々のアワードにもノミネートしています。過去に受賞したものを紹介していきましょう。

3-1.アニー賞

1972年から始まったアニー賞は、国際アニメーション協会が主催するアニメのための賞。過去には、ライオンキングや美女と野獣といった作品が受賞しています。このアニー賞に、パワーパフガールズもノミネートされた経歴があります。

この作品はアニー賞では常連の作品になっているので、クリエイター目線からしても高い支持を受けていることがわかります。

3-2.プライムタイムエミー賞

テレビドラマ作品に絞ったアワードにも、しばしばノミネートされています。残念ながら受賞には至らないものの、アニメ部門で常連作品になっているのは注目を集めている証拠でしょう。

3-3.キッズチョイスアワード

子どもたちが数々の部門で優秀な作品や出演者を決めていく、子ども版アカデミー賞ともいわれるキッズチョイスアワードでは、1度だけノミネートされています。

他の賞では複数回にわたりノミネート経験があるものの、このアワードでは1度のみ。作品としての評価という意味では、子どもよりも大人ウケが良い作品ではないかということがいくつかのアワードの傾向からわかります。

このアワードでは、残念ながらノミネートされるだけで受賞には至っていません。しかし、パワーパフガールズが世界的に認められ、多くの子どもたちから愛されていることは変わりません。今後新しい作品が発表されれば、受賞するチャンスがあると言えるでしょう。

4.映画作品について

パワーパフガールズは映画作品を過去に1本だけ製作しています。カートゥーン ネットワーク・スタジオが映画作品として初めて世に出した「パワーパフガールズ ザ ムービー」です。この作品は、パワーパフガールズがどのように誕生し、どのようにして世界を救うことになったのかということを紹介したもので、アニメ作品をベースに映画が作られています。

パワーパフガールズのことを知らなくても、この作品を見れば彼女たちのことがよくわかることができる内容になっています。この作品を発表するにあたり、レギュラーで放送していたアニメ製作を一旦中止するなど、製作陣もかなり映画作りに力を入れました。

まとめ

パワーパフガールズは子どもたちに愛される作品ですが、多くの大人もその虜になっている作品です。ぜひ、お子さんと一緒にご視聴してみてはいかがでしょうか。ただし、あまりにも刺激的すぎる内容ばかりなので、影響を受けたお子さんがブラックジョークを日頃から使わないように注意をする必要がありますよ。

Get it on Google Play
The Powerpuff Girls Animated Stickers | LINE STORE

The Powerpuff Girls animated stickers are now available! These cute stickers starring three girls, Professor Utonium, and Mojo Jojo will make your chats more emotional!

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

関連記事一覧