オアシス:これだけ聴けばオアシスがわかる名曲10選

オアシスは活動していた約15年の間に数々の楽曲を残してきました。どの曲も親しみやすく名曲にふさわしいものばかりです。この記事ではオアシスの名曲を10曲厳選。この10曲を聴けばあなたも必ずハマるはず。

1990年代のイギリスで起こったブリットポップ・ムーブメント。60年代のブリティッシュ・インヴェイジョンやパンクロック・ブームなどから影響を受け、ロンドンやマンチェスターからイギリスの音楽を盛り上げました。その筆頭バンドがオアシスなのです。

キャッチーなメロディーと荒々しいサウンドがオアシスの特徴。過去のパンクロックを彷彿とさせる過激な発言などもあり、アルバムが発売される前から音楽界では有名でした。デビューから駆け抜けたオアシスは、ビートルズの再来とも言われました。

Supersonic:音速をイメージさせるデビューシングル

オアシスは1994年にデビューしました。デビューシングル「Supersonic」では、荒々しいギターサウンドとしゃがれたボーカル、リアム・ギャラガーの歌声がザ・ロックと呼ぶのにふさわしい楽曲になっています。また、メロディーのキャッチーさは聴きやすいと感じること間違いありません。

タイトル「Supersonic(超音速)」の通り、超音速でロック界のスターとなることに鳥肌が立ちます。リアムの兄でギターのノエル・ギャラガーが、デビュー前から高いソングライティング能力を発揮していたことがわかる楽曲です。

Rock ‘N’ Roll Star:デビューアルバムの冒頭曲

シングルの「Supersonic」よりも、アルバムの1曲目を飾る「Rock ‘N’ Roll Star」の方が衝撃的でした。なぜならサビの歌詞が「Tonight I’m a Rock ‘N’ Roll Star(今夜、俺がロックンロールスターだ)」ですからね。笑えるほど痺れる曲ですが、これをデビューしたての若造バンドがファーストアルバムの冒頭曲に持ってきているのがかっこよすぎます。

ノエルの気持ち全てが詰まった楽曲で、「ロック界でスターになってやる」という意志が感じられます。オアシスは「Don’t Look Back in Anger」などのバラード調の楽曲が有名ですが、バリバリのギターサウンドでロック界の頂点を目指したことがこの楽曲から伝わってきます。

Whatever:リアムの作曲力が発揮された代表作

1枚目のアルバム「Definitely Maybe」と2枚目のアルバム「Morning Glory?」の間にシングルとしてリリースされたクリスマスシングル。アルバムにも収録されていないにも関わらず、オアシスを代表する名曲として君臨していることに驚きです。

解散時にリリースされたベストアルバム「Time Flies… 1994-2009」に収録されるまで、他のアルバムにも収録されていなかった楽曲です。2枚目のアルバムをリリースしていないにも関わらず完成度は高く、ストリングスとバンドサウンドがいい具合にマッチしています。早くもノエルのソングライティングが高く評価されることになった楽曲でもあります。

Wonderwall:ギターがかっこよすぎる

当時高校生の私にとって、レッチリやニルヴァーナ、グリーン・デイはロックのヒーローでした。正直、オアシスはアコースティックとストリングスをゴリ押ししてくるイメージでしたし、CMでしか聴いたことがありませんでした。しかし、アコースティックやストリングスが混ざっていてもかっこいいと感じさせたのが他でもないこの「Wonderwall」です。

ギターの4つのコードが並んでいるだけですが、これが本当にかっこいいのです。今聴いても鳥肌が立ちます。オアシスをもっと聴きたいと感じさせたのは「Wonderwall」ですし、ギターを弾きたいとも思った楽曲です。

Don’t Look Back in Anger:ライブでも歌われ続けた名曲

オアシスを象徴する名曲で、ボーカルのリアムではなくギターのノエルが歌った楽曲です。どちらが歌うかで兄弟喧嘩になり、ノエルが歌う楽曲がこの「Don’t Look Back in Anger」を皮切りに増えていきます。正直に言うと、ノエルが歌ってよかったなと感じます。

最初のイントロはジョン・レノンの「Imagine」から拝借したもので、オアシスのビートルズ好きが現れた1曲でもあります。また、マンチェスターを襲った自爆テロの追悼ソングとして歌われたのも記憶に新しいかもしれません。ちなみに作詞したノエルは「この歌詞に意味なんてない」と発言しています。

Morning Glory:ジェット機のような轟音ロックチューン

ロック好きなら「Morning Glory」を聴いてオアシスを好きになる人も多いのではないでしょうか。ヘリコプターの音で始まり、そして鳴り響くギターのチョーキング音が心臓を貫くほどの衝撃を与えます。これはリアムが歌っているから安心です。ロックサウンドはリアムの方が似合いますね。

また、チョーキングのギター以外にも多くのギター音が聴こえてきます。ギター音が厚みを増していてたまらなくかっこいいのです。アルバムのタイトルにもなっている「Morning Glory」で絶好調に達します。

Champagne Supernova:壮大なアルバムラストの楽曲

2枚目のアルバム「Morning Glory?」はベスト盤とも言えるくらいの名曲づくし。紹介してきた「Wonderwall」や「Don’t Look Back in Anger」、「Morning Glory」も同じアルバムです。そして、このアルバムの最後を飾る名曲こそが「Champagne Supernova」です。

2枚目にして最高のソングライティング力を発揮したノエルには驚きで、ここまで完成度が高く、聴いていて飽きないアルバムもなかなか珍しいと思います。

この「Champagne Supernova」は7分以上ある大作で、ノエルのギターソロが曲の多くの部分を占めています。このギターソロは、ノエルが憧れていたロックスターに捧げたものです。この感動をアルバムの最後に持ってこられるのはすごいですね。力が余り余っています。

Stand By Me:圧倒的にメロディアスでノスタルジックな楽曲

ベン・E・キングの名曲「Stand By Me」のタイトルをそのまま使用し、作曲した楽曲です。あまりにも名曲揃いで大ヒットを飛ばした2枚目のアルバム「Morning Glory?」からのプレッシャーをも感じさせない出来の3枚目のアルバム「Be Here Now」に収録されています。

「Stand By Me」は、「Be Here Now」を代表する名曲でしょう。この曲はオアシスの中でもメロディアスな楽曲に感じます。コーラスの単純な歌詞と、ヴァースの聴いている人を引き込むメロディーがとても美しいです。

Lyla:4つ打ち感が心地よい

「Lyla」は6枚目のアルバム「Don’t Believe the Truth」に収録された楽曲で、オアシスのライブでは毎回演奏されていたほどの人気曲。4つ打ちの乗りやすさと歌いやすさがうけたのでしょう。

6枚目のアルバム「Don’t Believe the Truth」をリリース後、過去10年間でもっとも成功したバンドとしてギネスに認定されました。オアシスは自らの楽曲を貫き通しているところがある意味かっこいいですね。

The Shock of the Lightning:最後のアルバムの代表的楽曲

「The Shock of the Lightning」は最後のアルバムになった「Dig Out Your Soul」に収録されています。「Dig Out Your Soul」から最初にシングルカットされた楽曲でした。個人的にはこの曲が好きですが、オアシスの話をしていてもあまり話題に上がらない楽曲な気がします。

初期の「Rock ‘N’ Roll Star」のようなノリが良い楽曲で、スピード感があるのが好きです。また、サイケデリックな印象を与えてくれるのが個人的にはたまりません。

この「The Shock of the Lightning」が収録されたアルバム「Dig Out Your Soul」を最後に、ノエルが脱退し、兄弟別々に活動し始めます。その後のノエルの楽曲もまた面白いですよ。

※本記事はコロナウイルス感染症拡大より以前に執筆・掲載された記事です。

関連記事一覧